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神の領域 の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2023/10/12

堂場さんの初期の作品で、読んでなかったもの。これでとりあえず最新のもの以外は制覇。陸上ものを犯罪物に結びつけてるが、イマイチかな。まあ、以後このタイプの話はないので、ご本人も良くないと思ったのかしら。主人公の考え方がイマイチ好きじゃない。奥さん、いい人だったけど・・・

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2019/05/13

 箱根駅伝途中棄権の過去を持つ検事城戸は元湘南大駅伝部の浮田が殺された事件を調査。監督である高校時代の 同期久松が選手にドーピングを勧めている事を掴む。マネジャー前原がそれを知り告発しようとした浮田を殺した のだった。選手・監督時代に長距離走者として数々の栄光を掴み神の領域に入っ...

 箱根駅伝途中棄権の過去を持つ検事城戸は元湘南大駅伝部の浮田が殺された事件を調査。監督である高校時代の 同期久松が選手にドーピングを勧めている事を掴む。マネジャー前原がそれを知り告発しようとした浮田を殺した のだった。選手・監督時代に長距離走者として数々の栄光を掴み神の領域に入ったとさえ言われる久松は、自身も 高校時代の恩師沢木に勧められ心臓に負担のかかるドーピングに手を染めていた。  最近は堂場瞬一の鳴沢シリーズもTV化されメジャーになってきた。これよりは『チーム』の方が面白かった。

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2014/03/26

 題名が久松の罪を暗示しているので、最後はこの人だなあと思いながら読む。謎解きより、大沢、美希、城戸、牛島の会話のほうがおもしろかった。

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2013/02/24

読書の楽しみの一つに自分の知らない職業やそれに付随する人間関係を垣間見るということがあると思う。検事城戸南はどうして魅力的なのか?スポーツの喜び、苦しさ、憧れなどみんな多少だぶらせながら、共感を与えられる。

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2012/11/03

膝の故障で長距離ランナーとしての人生を諦め、検事となった城戸南。ある事件で親友を追い詰めることになる。皮肉にも検事になるきっかけはその親友だった。城戸南が検事であり、市民ランナーとして頑張っているという状況でストーリー展開があればランニングをしている自分にとってはさらに興味深い話...

膝の故障で長距離ランナーとしての人生を諦め、検事となった城戸南。ある事件で親友を追い詰めることになる。皮肉にも検事になるきっかけはその親友だった。城戸南が検事であり、市民ランナーとして頑張っているという状況でストーリー展開があればランニングをしている自分にとってはさらに興味深い話になったと思う。著者にはマラソンが絡んだストーリーをまた書いてほしい。期待する。

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2017/09/20

主人公のキャラが強くない・・ でも飄々とした感じはとても好きです 生真面目な事務官とのコンビも最高。 事件と検事の城戸の過去をからめながら陸上という テーマで描かれています 派手な展開はありませんが城戸という人物の人生に 寄り添うように読めました。

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2010/12/24

陸上に関心のある人は、多少面白いかも。でも、もう少し陸上ネタ、ランきちが喜ぶような、もしくは共感するようなネタをいれた方がよかったのでは? 海堂尊の文体にすごく似てる。

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2009/10/04

堂場さんらしい陸上とドーピングの話。何故ドーピングはいけないのか。健康を害するからと言っても使用者が納得して使用しているのだからいいのではないか。そうではない。使用してない人としてる人の間で差が生じる。勝つためには使用するくらいの覚悟が必要と言われれば私はこう答える。ドーピングを...

堂場さんらしい陸上とドーピングの話。何故ドーピングはいけないのか。健康を害するからと言っても使用者が納得して使用しているのだからいいのではないか。そうではない。使用してない人としてる人の間で差が生じる。勝つためには使用するくらいの覚悟が必要と言われれば私はこう答える。ドーピングを使用するかの勝負がしたいのですか?走りで勝負せよと。全員が使用しなければ健康状態良好のまま勝負がつく。

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