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道具としてのアカウンティング の商品レビュー

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2010/09/20

会計の入門書の次に読む本、といった位置づけで書かれたアカウンティングの本。 財務分析、管理会計、企業価値評価の主要な手法と実務への用い方をコンパクトにまとめている。 全編にわたって、それぞれの手法がどういう目的でどういう立場の人たちに用いられるものなのかという視点を外さないよう...

会計の入門書の次に読む本、といった位置づけで書かれたアカウンティングの本。 財務分析、管理会計、企業価値評価の主要な手法と実務への用い方をコンパクトにまとめている。 全編にわたって、それぞれの手法がどういう目的でどういう立場の人たちに用いられるものなのかという視点を外さないようにしている点が本書の特徴か。 財務分析の章は、若干数式の羅列といった印象もあるが、説明はシンプルで良い感じ。ただ、事例説明は結構投げやり。 管理会計の章は、今まで全く勉強したことのなかった分野だが、どのように予算編成に生かしていくかというイメージがざっくりつかめて、なかなか読んでいて楽しかった。この分野はもう少し勉強してみてもいいかもしれない(ただ、どうしても製造業をモデルにした分野という印象が強くて、非製造業に属する自分としては優先順位を落としてしまいがち・・・)。 企業価値評価はホントに表面をサラっとなでているだけで、導入編といったところ。 会計(財務諸表)の入門書と経営分析の本への橋渡しという意味では価値ある一冊。ただ、実務への橋渡しとなると、これではまだまだ不足だろう。

Posted byブクログ

2019/06/01

出版社/著者からの内容紹介 ◎会計が「わかる人」から「使える人」へと進化できる1冊 昨今の会計ブームで巷にあふれた会計(=アカウンティング)の入門書。そのおかげで会計用語はわかるようになったし、決算書も少しは読めるようになったという人は少なくないはず。 しかし、コンサル...

出版社/著者からの内容紹介 ◎会計が「わかる人」から「使える人」へと進化できる1冊 昨今の会計ブームで巷にあふれた会計(=アカウンティング)の入門書。そのおかげで会計用語はわかるようになったし、決算書も少しは読めるようになったという人は少なくないはず。 しかし、コンサルタントや経理のプロを目指すならそんなところで満足しているわけにはいかないし、経営者だって会計を使いこなせて損になることは何もない。とはいっても、いざ書店で入門書以外の本に目を向けると、大学の先生が書いたような難しい本が並んでいるのが現状だ。 本書は、そんな会計書の両極をつなぐ実用度満点の「中級書」。大手監査法人からコンサルタントとして独立し、現在は会計大学院の助教授も務める著者が、監査・コンサルティング・M&Aの現場で用いられる会計手法の「実際の使い方」を具体例を交えながら詳細に解説する。 生産性分析やABC、CVP分析、DCFといった「知識としては知っている」手法を、これであなたも使いこなせるようになる! 目次 第1部 会計を使いこなすための基礎知識(会計とは何か 財務諸表に深く切りこむ ほか) 第2部 財務分析のための会計(分析をする前に 財務分析の手法 ほか) 第3部 経営のための会計(原価計算が経営の基本 原価管理のための標準原価計算 ほか) 第4部 企業価値評価のための会計(企業価値評価と評価アプローチ インカム・アプローチ ほか)

Posted byブクログ