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天使の犬ちろちゃん の商品レビュー

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2024/06/13

天使の犬ちろちゃん みんなに愛され星になった難病の犬 「パパ、みてみて!僕こんなに走れるんだよ!」 夢を見ました。クッキーのいつも寝ていたソファでうとうととしていた時でした。 4年も不自由な体で生きてきて、2ヶ月も寝たきりだったクッキーが元気に走っている夢です。 この本の主人...

天使の犬ちろちゃん みんなに愛され星になった難病の犬 「パパ、みてみて!僕こんなに走れるんだよ!」 夢を見ました。クッキーのいつも寝ていたソファでうとうととしていた時でした。 4年も不自由な体で生きてきて、2ヶ月も寝たきりだったクッキーが元気に走っている夢です。 この本の主人公のちろは病気のために寝たきりになり、2年間家族に一生懸命介護をしてもらって、そして逝きました。 ちろもクッキーと同じように、目や舌で話をしていました。「僕、うれしいよ!とか僕つらいよ!とか。。。」 ちろもクッキーと同じように、生死の境をさまよいながら、家族の想いを感じて不自由な体に帰ってきてくれました。 ちろもクッキーと同じように、安楽死を進められましたが、家族みんなに愛され、最後まで看取ってもらいました。 ちろの物語は、ちろが逝く直前で終わります。ちろ、お疲れ様。ゆっくり休んでください。 クッキーの物語は竹蔵の中でまだ続いています。 きっと竹蔵が逝くまで、竹蔵の中で小さな声で語り続けられていくのでしょう。ふとしたきっかけでその物語に耳を傾けた時、涙と一緒に話しかけてくれるのだと思います。「パパ、みてみて!僕こんなに走れるんだよ!」 よかったね。クッキー。 竹蔵

Posted byブクログ