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天璋院篤姫 新装版(上) の商品レビュー

3.8

119件のお客様レビュー

  1. 5つ

    26

  2. 4つ

    44

  3. 3つ

    39

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    1

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2012/03/27

皇女和宮と歴史がごっちゃに読んでいた。本来読みたかったのは、和宮の方だったのだけど…政略結婚で、本人の意思も関係なく、嫁がされる昔の人は大変だったんだなぁ、と実感。

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2012/03/05

丁度フジテレビの大奥で取り挙げられていた部分と薩摩にいた頃編。篤姫は心身共に健康で賢明な人物として生き生きと描かれております。 宮崎あおいより菅野美穂の方が似合ってるような印象ですが大河見てないので期待して見てみようと思います。 しかし、切ない結婚生活だなぁ。可哀想だよ! と...

丁度フジテレビの大奥で取り挙げられていた部分と薩摩にいた頃編。篤姫は心身共に健康で賢明な人物として生き生きと描かれております。 宮崎あおいより菅野美穂の方が似合ってるような印象ですが大河見てないので期待して見てみようと思います。 しかし、切ない結婚生活だなぁ。可哀想だよ! とか感情移入したので☆4つ。 嫁入り道具の下りを読むと大徳川展に行くのを忘れた事が悔やまれます。

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2012/02/13

徳川幕府の末期を女性の視点から描いた、宮尾登美子著作の物語。同名の今年の大河ドラマの原作らしい。主人公の篤姫(あつひめ)は、九州島津の分家に生まれ、島津本家の養女を経て徳川13代将軍家定の正室となった女性。14代家茂、15代慶喜、将軍ではないが16代家達の時代まで生きる。 非...

徳川幕府の末期を女性の視点から描いた、宮尾登美子著作の物語。同名の今年の大河ドラマの原作らしい。主人公の篤姫(あつひめ)は、九州島津の分家に生まれ、島津本家の養女を経て徳川13代将軍家定の正室となった女性。14代家茂、15代慶喜、将軍ではないが16代家達の時代まで生きる。 非常に読み応えのある本でした。篤姫の、忍び耐え、道を違えることなく生き抜く姿は、賛否両論はあれども少なからず感嘆を覚えました。どんな女性だったのか、一度お話してみたくなりましたね。 この本読んだあとに、大河ドラマの配役を見ましたが、結構イメージ狂いました。特に滝川=稲森いずみが。。。滝川ってそんなに若いキャラか?と。そのうちちょっと見てみたいな。

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2012/01/23

2008年の大河ドラマ「篤姫」の原作。 大河は観ていたけど、3年も経つとかなり忘れていた。 映画やドラマって原作に勝てない物だと思うけど(本で読む方が大抵おもしろい),「篤姫」についてはドラマに軍配を挙げたい。 それというのも、読むのに結構苦労した。 もっとたくさん何回も、ル...

2008年の大河ドラマ「篤姫」の原作。 大河は観ていたけど、3年も経つとかなり忘れていた。 映画やドラマって原作に勝てない物だと思うけど(本で読む方が大抵おもしろい),「篤姫」についてはドラマに軍配を挙げたい。 それというのも、読むのに結構苦労した。 もっとたくさん何回も、ルビを振って欲しい。同じ漢字や名前に。慣れていないし、知識があまりないから覚えられない。 ここ数年、大河を観るようになってからというもの、特に印象深かったものって、「篤姫」で描かれた、篤姫と幾島、と「龍馬伝」で描かれた龍馬と弥太郎、の2つの強烈な人間関係。 上巻では、出生から家定の正室となり、次期将軍継嗣の問題について苦悶する篤姫が描かれている。 島津斉彬から慶喜を推すように言われるも、家定との関係が上手くいっているわけでもなく、自分自身も慶喜を推す事に自信が持てない。 篤姫には、すでに徳川の人間としての自我がある。 あくまで斉彬の命に忠実であろうとする幾島とのすれ違いが始まるところで上巻は終わり。 篤姫と幾島に注目して、下巻を引き続き読もう。 幕末もクライマックスに突入して、読み応えたっぷりになるだろう下巻が楽しみ。

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2011/11/11

大河ドラマはみていませんし、説明的な部分で基礎知識があまりないため人物がちょっと混乱してしまいました。けれど後半だいぶ状況がわかってきて、もう一度読めばもっと楽しく理解できるだろうと思いました。女として生きるにあたり、考えてしまう本だと思いました。☆3つなのは明るいキモチで読める...

大河ドラマはみていませんし、説明的な部分で基礎知識があまりないため人物がちょっと混乱してしまいました。けれど後半だいぶ状況がわかってきて、もう一度読めばもっと楽しく理解できるだろうと思いました。女として生きるにあたり、考えてしまう本だと思いました。☆3つなのは明るいキモチで読める話じゃないから?

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2011/10/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大河ドラマの原作。 もともと原作が好きで、大河になると分かったときはちょっとショックでした。 そのときは宮崎あおいが好きじゃなかったもんで… 今は好きよ! 薩摩おごじょ…というのか、一本気な篤姫であります。 大河は原作を意図的に無視しているところがありますね。家族編成とか。 まあそれはおいといて、篤姫です。 今和泉という分家に生まれたお一(かつ)。 後の天璋院こと篤姫。ちいさいころから兄たちよりよほど男らしく、強くたくましく育つ。 斉彬との謁見で見初められ、島津本家の養子となる。篤子を御台所として将軍家に送り込み、家定に慶喜を後継者と定めさせるために…。 上では家定が家茂を次期将軍に思い定めたと篤姫にうちあけるところまで。 名前は於一(おかつ)→敬子(すみこ)→篤子/篤姫→天璋院 於一は幼名で、敬子は成人名、篤子は島津本家に養子になってからの名前で、天璋院は家定がなくなった後、落飾して名乗った名前ですね。

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2011/09/14

大河ドラマで見てなかったという動機で読んでみた。史実とも受けとれない。人間ドラマには拙い。幕末を描いているのに、背後にある動きなど、何も感じなかった。

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2011/07/17

「東福門院和子の涙」に続いてチャレンジした宮尾登美子作品。 語り口調ではないので、最初は慣れない歴史モノを読む苦労があったが、 前作で江戸時代の女性たちの風習などにうっすらなじんでいたので だんだん内容に集中できるようになってきた。 女性の結婚は、政略であったり密命を帯びていたり...

「東福門院和子の涙」に続いてチャレンジした宮尾登美子作品。 語り口調ではないので、最初は慣れない歴史モノを読む苦労があったが、 前作で江戸時代の女性たちの風習などにうっすらなじんでいたので だんだん内容に集中できるようになってきた。 女性の結婚は、政略であったり密命を帯びていたりするのに それでも一度嫁げば嫁ぎ先の人間として家を守る、という 今の時代では考えづらいことを当然のことのように受け入れる、 そんな当時の女性たちは強い。そして大奥の規模には驚くより他ない。 それにしても大河にもなった「篤姫」がそんな定めを背負っていたとは! 家定=堺雅人さんのキャスティングにひどく納得しつつ下巻への期待ふくらむ。

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2011/06/16

 大河が終わって結構経つので、そろそろ読めるかな?と思って手に取ったのですが。  うーん、まだわたしの人生経験では早かったかもなー(苦笑)年月って意味じゃなく、ほんと経験値!  そういう意味では、この篤姫様の肝の据わりようはすごいです。

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2011/05/15

最近久々の幕末もの。 旬の篤姫です。 基本の史実は知ってますが、出自についての詳細や、大政奉還後の大奥についてなど、結構知らないことも満載でおもしろかったです。 篤姫が戊辰戦争直前に薩摩からの身柄の引き取りに対して凛と断った時、西郷を使者とした薩摩からの情けを受けぬと伝え...

最近久々の幕末もの。 旬の篤姫です。 基本の史実は知ってますが、出自についての詳細や、大政奉還後の大奥についてなど、結構知らないことも満載でおもしろかったです。 篤姫が戊辰戦争直前に薩摩からの身柄の引き取りに対して凛と断った時、西郷を使者とした薩摩からの情けを受けぬと伝えたとき、都度伝わってくる、悲しいまでの誇りと覚悟に泣けました。もっと楽に生きていくこともできたのに、最後まで自分の律を守り、強い信念をもって激動の世を生き抜いた、その生き様に感動を覚えました。

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