残しておきたい日本のこころ の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
日本の各地に伝わる昔話、民話について著名な作家たちが語る。 三浦哲郎氏による「座敷わらしのことなど」の中では、同じ青森県出身の太宰治の短編「雀こ」について語る。語尾の〈ずおん〉を発音するたびに、郷愁を覚え目が潤んでくる気持ちになるという。確かにその通りで、懐かしい響き。
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民話の中には、実際、人々の間で、あまり語られていないものもある。 それは、メディアの公開基準に抵触するものなどが多いと思われるが、 実際、そちらの方が、逆に民話くさかったりするらしい。ちょっと、興味が湧いた。 継子譚は、あまりにも、残酷なお話が多く、描写も子供に話して聞かせるには...
民話の中には、実際、人々の間で、あまり語られていないものもある。 それは、メディアの公開基準に抵触するものなどが多いと思われるが、 実際、そちらの方が、逆に民話くさかったりするらしい。ちょっと、興味が湧いた。 継子譚は、あまりにも、残酷なお話が多く、描写も子供に話して聞かせるには酷すぎ、驚いた。 まま母は、登場した時から、悪役で、酷い目にあうと決まっているのだ。 この夫婦関係が、始めから不信感を持っていることがこっけいでもあった。
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伝記。 様々な作家が語る伝記、昔話の類。 変わらない必要性も残す必要性もなくて、 語りたいから語る、伝えたいから伝える。 そんな自然なもの。
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