生協の本 の商品レビュー

番場博之,千葉商科大学生協【編】

2012/10/28

生協と言うと大学とか、チラシにマルをする主婦の姿が思い浮かびます。ところが、生協が、ただ宅配してくれたりするスーパーだと思ったら大間違い。

この本は、大学での講義として開講された「生協論」を大元にして、生協の基本的な理念、そして実際の活動での問題などについて書かれています。

消費者自身が組合員として運営に参加してゆくと言う特徴を持つ生協ですが、若い人の参加が少なかったり、知名度が低かったり、生協の組織自体も、必ずしも理念通りには行かなかったり・・・と、問題はたくさんあるようです。
これからの生協はどういう方向で活動して行くのか、気になります。