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線維筋痛症こうすれば楽になる の商品レビュー

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2013/08/28

日本では医者の認識度も低い、線維筋痛症(FMS)。国内では推定患者数200万人と言われているが、実際の患者数は4000人前後の類稀な病である。 何も検査では異常が無いにも関わらず体を刺すような痛みや焼けるような痛みが毎日ある。また関節痛や頭痛、脱毛、リウマチや膠原病との併発の可...

日本では医者の認識度も低い、線維筋痛症(FMS)。国内では推定患者数200万人と言われているが、実際の患者数は4000人前後の類稀な病である。 何も検査では異常が無いにも関わらず体を刺すような痛みや焼けるような痛みが毎日ある。また関節痛や頭痛、脱毛、リウマチや膠原病との併発の可能性もある非常に苦しい病であるにも関わらず未だ難病指定されていない難病である。根本的な治療法はなく抗生物質やブロック注射での現状維持が最大のテーマである。この病で死ぬことは無いが、癌の末期症状と同じレベルの痛みがあると言われている。(ただし、線維筋痛症が原因で自殺を選ぶ人は少なからず存在する。) 私もこの病気と闘っているが、日本には線維筋痛症関連の本が少ないため、(特に線維筋痛症とどう向き合えば良いのか書かれている本が無いため)、この本と出会うまで苦しんできた。この本の中では治療法や薬の種類から食事(栄養学)、ストレスとの付き合い方、家事や旅行の仕方、痛みの対処方法まで事細かに書かれている。線維筋痛症患者やその家族にとっては読むべき一冊だ。

Posted byブクログ