犯行現場の作り方 の商品レビュー
建物の構造だけでなく風呂やトイレの有無、総工費まで計算しているのが面白かった。 山奥や孤島に豪邸建てるのって大変だなあw
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大人が真剣に遊ぶとここまでのレベルになるのだな、とちょっと面白かった。 読んだことのない作品もあったので、そこは自分にガッカリだったが、十角館から始まって、斜め屋敷で終わるという、贅沢な流れ。 本格ミステリベスト2023の、現場見取り図特集も再読したくなってきた‥
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「鍵のかかった部屋」#6「密室劇場」に登場 一級建築士の著者が図面を起こしてあれこれ考察 紹介作品 『十角館の殺人』綾辻行人 『8の殺人』我孫子武丸 『長い家の殺人』歌野晶午 『玄い女神』篠田真由美 『十字屋敷のピエロ』東野圭吾 『笑わない数学者』森博嗣 『誰彼』法月綸太郎 『...
「鍵のかかった部屋」#6「密室劇場」に登場 一級建築士の著者が図面を起こしてあれこれ考察 紹介作品 『十角館の殺人』綾辻行人 『8の殺人』我孫子武丸 『長い家の殺人』歌野晶午 『玄い女神』篠田真由美 『十字屋敷のピエロ』東野圭吾 『笑わない数学者』森博嗣 『誰彼』法月綸太郎 『本陣殺人事件』横溝正史 『三角館の恐怖』江戸川乱歩 『斜め屋敷の犯罪』島田荘司 全作読んでますが、かなり昔に読んだ本も多いので、出典を片手に再読したい 本格、新本格好きにはたまらないラインナップ 有栖川有栖氏との対談 「密室入門」もオススメ
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読んでいて、読んだことのある何かに似ている感覚を覚えた。 「空想科学読本」シリーズ! 違うのは、対象がミステリー限定で、それも建築士が建物だけをまじめに検証していると言うこと。 そして、いいところは、読んでいて、扱っているミステリーのあらすじが全くわからないところ。 私は...
読んでいて、読んだことのある何かに似ている感覚を覚えた。 「空想科学読本」シリーズ! 違うのは、対象がミステリー限定で、それも建築士が建物だけをまじめに検証していると言うこと。 そして、いいところは、読んでいて、扱っているミステリーのあらすじが全くわからないところ。 私は読書量が少ないので、この作品が扱っているミステリー小説を一冊も読んだことがないという奇跡的な人間であるが、対象の作品を読んでみたいとは思ったものの、ネタバレするな!という部分はなかった。 そういう意味では書評本の役割も果たしていると言える。
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マニアックだなぁ!(褒め言葉) ミステリに出てくる建築物を、一級建築士の著者が「実際に建てるとしたら?」という観点で読み解く。 そういう趣旨の本です。以上、なんだけど、著者のミステリに対する愛情があふれていて読んでいて面白い。 が、こういう本をすきなのはミステリマニアだ...
マニアックだなぁ!(褒め言葉) ミステリに出てくる建築物を、一級建築士の著者が「実際に建てるとしたら?」という観点で読み解く。 そういう趣旨の本です。以上、なんだけど、著者のミステリに対する愛情があふれていて読んでいて面白い。 が、こういう本をすきなのはミステリマニアだよなぁ……と思おうと自分もそうなんだろうか。
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本書は一級建築士でミステリーファンである著者が、名探偵達の活躍した不思議な建物を建設図面に落とし込んだ本である。 ミステリーの系譜として館ものがありますがその館の構造や建設費がわかると楽しそうです。着想は良いんですがイマイチのりきれませんでした。
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ミステリーを愛する一級建築士の著者が、小説にでてくる「犯行現場」を独自の視点から考察しています。 舞台装置である建築物は小説内で機能していればいいのであって、そこに法令や環境を考慮するのは野暮だと筆者も重々承知していると思いますが、あえて真面目に実際に建設したら、という考察は大...
ミステリーを愛する一級建築士の著者が、小説にでてくる「犯行現場」を独自の視点から考察しています。 舞台装置である建築物は小説内で機能していればいいのであって、そこに法令や環境を考慮するのは野暮だと筆者も重々承知していると思いますが、あえて真面目に実際に建設したら、という考察は大変おもしろかったです。 図面も添えて分かり易く説明されているため、その小説をまた読み返したくなりました。 小説に見取り図なんかが載っているとワクワクする質なので、読んでいて非常に楽しかったです。
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住宅設計師の著者が建築的な視点から、ミステリーの殺人現場となった建物を検証し図面におこした本。 殺人トリックを建物的にみて実現可能かどうかを検証している本かと思ったのですが、構造や間取りを出来るだけ正確に図面化するということでした。視覚的には図面化されると分かり易かったです。...
住宅設計師の著者が建築的な視点から、ミステリーの殺人現場となった建物を検証し図面におこした本。 殺人トリックを建物的にみて実現可能かどうかを検証している本かと思ったのですが、構造や間取りを出来るだけ正確に図面化するということでした。視覚的には図面化されると分かり易かったです。 それにしてもこうして現実的に調べてみると、超高額な物件になってしまったり、不便極まりない間取りだったり、はたまた建築法違反だったりと様々な問題点が浮かんできます。トリックには直接関係ないけど、どう調べてみてもトイレが見当らない!など、トリックに関係がないので作者はそこまで気にしないよな・・など面白かったです。視点が変わればこんなにも違う角度からみられるものかと感心させられました。
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『十角館の殺人』『8の殺人』『長い家の殺人』『玄い女神』『十字屋敷のピエロ』『笑わない数学者』『誰彼』『本陣殺人事件』『三角館の恐怖』『斜め屋敷の犯罪』どれも読んだことのある作品(笑)特徴のある建物の図面を書いたり欠点やらいろんな事を真面目に取り組んでる(笑)マニアックな本です(...
『十角館の殺人』『8の殺人』『長い家の殺人』『玄い女神』『十字屋敷のピエロ』『笑わない数学者』『誰彼』『本陣殺人事件』『三角館の恐怖』『斜め屋敷の犯罪』どれも読んだことのある作品(笑)特徴のある建物の図面を書いたり欠点やらいろんな事を真面目に取り組んでる(笑)マニアックな本です(笑)
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「あ、この人ミステリ好きなんだな」という第一印象だ。 ミステリの中に現れる屋敷・館を建築家の立場から再現。そんなコンセプトのこの本の中では話の中のさりげないエピソードや一文、はたまた登場人物の時代設定から詳細に現場を分析し、現場の見取り図を再現してしまうのだ! 実は私、まだこ...
「あ、この人ミステリ好きなんだな」という第一印象だ。 ミステリの中に現れる屋敷・館を建築家の立場から再現。そんなコンセプトのこの本の中では話の中のさりげないエピソードや一文、はたまた登場人物の時代設定から詳細に現場を分析し、現場の見取り図を再現してしまうのだ! 実は私、まだこの中で読んでない本が幾つかあるので早いとこ読んで二度楽しみたいと思っている。 それにしてもこの作者の方、夕陽丘と北白川の先生方のご自宅の見取り図も書いてくださらないかしら・・
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