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現代資本主義と福祉国家 の商品レビュー

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2010/06/12

[ 内容 ] 本書は、故加藤榮一論文集全2巻のうちの第1巻であり、著者の「資本主義理解の枠組み」の形成・発展過程を辿るとともに、加藤現代資本主義論=福祉国家論の理論編にあたる。 本書において、現代資本主義の歴史的位置、資本主義と国家の関係、資本主義発展史に占める福祉国家の位置づけ...

[ 内容 ] 本書は、故加藤榮一論文集全2巻のうちの第1巻であり、著者の「資本主義理解の枠組み」の形成・発展過程を辿るとともに、加藤現代資本主義論=福祉国家論の理論編にあたる。 本書において、現代資本主義の歴史的位置、資本主義と国家の関係、資本主義発展史に占める福祉国家の位置づけ、福祉国家と社会主義との関係、民営化の歴史的意義、資本主義の発展構造仮説、20世紀福祉国家システムの解体など、オリジナリティの高い議論が展開されている。 [ 目次 ] 第1部 現代資本主義(現代資本主義の歴史的位置―「反革命」体制の成功とその代価;現代資本主義論の視角;資本主義の発達と国家―帝国主義段階における国家の役割 ほか) 第2部 大転換(福祉国家と社会主義;現代資本主義の歴史的位相;SPD・福祉国家・共産主義 ほか) 第3部 福祉国家とそれ以後(福祉国家と資本主義;二〇世紀福祉国家の形成と解体) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ