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現代免疫物語 の商品レビュー

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13件のお客様レビュー

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2022/04/19

雨の翌日は花粉症の症状が…という方もいらっしゃるかもしれません。越中島図書館で続編を所蔵しています。 所蔵情報: 品川図書館・文庫/新書コーナー 491.8/Ki58

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2021/06/05

免疫とはを物語風に語る一冊。前半から骨髄移植辺りまでは面白かったが後半は個人的に興味のそそる感じではなかった。免疫や花粉症等の仕組みを表面くらいはなぞれたので良かった。

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2018/10/20

T細胞、胸腺、抗体、サイトカイン、インターロイキン、TNF、受容体、等々免疫にまつわる物語。免疫の仕組みがなんとなく分かる。でもまだまだ分からないことが多い。生物の体の仕組みは驚異だ。

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2015/05/05

『新しい免疫入門』の参考文献にあがっていたなかで、借りてきて読んだ本。著者のひとり、岸本忠三が医学部出身で阪大の学長を務めた人でもあることは知っていたが、こういう研究をしていた人だとは知らずにいた。 ▼結核菌の感染はきっかけに過ぎない、発熱などの大半の症状は実は免疫のせいである...

『新しい免疫入門』の参考文献にあがっていたなかで、借りてきて読んだ本。著者のひとり、岸本忠三が医学部出身で阪大の学長を務めた人でもあることは知っていたが、こういう研究をしていた人だとは知らずにいた。 ▼結核菌の感染はきっかけに過ぎない、発熱などの大半の症状は実は免疫のせいである。人間の免疫の営みが肺の組織に空洞を作るのだ、といったら信じてもらえるだろうか。でもそれは事実なのである。(pp.57-58) この「結核もアレルギー」という話に、へぇぇぇとびっくりした。父の父(私からすると祖父にあたる人だが、早くに亡くなってこの世で会ったことがない)は、まだ父が子どもの頃に結核で死んだ。「時代がよかったら…」と父からは何度か聞いた。 そのほかに、T細胞と胸腺の話(自己と非自己の認識にかかわる)、ノーベル生理学医学賞を受賞した利根川進の研究成果のこと(免疫の多様性を解明して、生命観に大きな変更をもたらした)、顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)の話など、まだまだ分からないことはたくさんある免疫の仕組みのなかでも"分かってきたこと"のあれこれが実におもしろかった。 G-CSF(granulocyte colony-stimulating factor)は、抗ガン剤治療で白血球がぐぐっと減ったときに、"白血球を増やすクスリ"として使われたりするやつ(白血球の一種である好中球の分化・増殖をうながす)。まえに同居人が抗ガン剤をやって、クリーンルーム行き寸前になったときにG-CSFの名を聞いた。これも免疫研究の成果のひとつだったのか~ (4/2了)

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2012/12/06

免疫の世界は登場人物も物質も多いからわかりやすくまとめるのが大変だよね。 この本は個々のトピックに重点を置いているので、免疫とは何か? をわかりやすく知るには向いてない。

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2012/05/20

家に長いこと眠っていた多田富雄先生の「免疫の意味論」を読んでいるうちに、この領域の新しめの本を読みたくなって手に取りました。血液内科医のくせに免疫のことが今ひとつわかっていない僕としても、とても面白かったです。続編も読みたくなりました。

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2011/11/19

著者の一人である岸本氏は代表的な免疫学研究者である。 免疫学の発展の歴史が、日本人研究者のエピソードを中心に 進んでいて、研究の分野の臨場感が感じられる。 途中、細かすぎて分かりにくい内容の箇所があるが、 免疫のことをよく分からない人でも、 研究者の考え方/生活が書かれ...

著者の一人である岸本氏は代表的な免疫学研究者である。 免疫学の発展の歴史が、日本人研究者のエピソードを中心に 進んでいて、研究の分野の臨場感が感じられる。 途中、細かすぎて分かりにくい内容の箇所があるが、 免疫のことをよく分からない人でも、 研究者の考え方/生活が書かれていて面白いのではないだろうか。 免疫に興味のある人だけではなく、他の分野の研究者が読んでも 楽しめるのではないだろうか。お勧めの一冊である。

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2011/09/29

免疫の仕組みと、免疫学の歴史について。 メモ ●「アレルギー解消に道?」(P254~255) STAT6。アレルギーと密接な関わりを持つ情報伝達分子のIL4が運んだきた情報を、細胞の中の核に伝える分子だ。(中略)IL4とIgEとの間を仲立ちするSTAT6の動きを封じれば、アレル...

免疫の仕組みと、免疫学の歴史について。 メモ ●「アレルギー解消に道?」(P254~255) STAT6。アレルギーと密接な関わりを持つ情報伝達分子のIL4が運んだきた情報を、細胞の中の核に伝える分子だ。(中略)IL4とIgEとの間を仲立ちするSTAT6の動きを封じれば、アレルギーは克服できるかもしれない。

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2010/10/03

石坂物語 花粉症物語 結核物語 T細胞物語 移植物語 骨髄移植物語 胸腺物語 抗体の不思議物語 サイトカイン物語 インターロイキン物語 TNF物語 受容体物語

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2010/03/19

2010/2/20 メトロ書店御影クラッセ店にて購入 2010/3/16〜3/18 先日読んだ、「新現代免疫物語 抗体医薬と自然免疫の驚異」より前に出版された本。 研究の歴史をたどる形式で書かれているが、こういう本を是非中学生(にはまだ難しいかもしれない)や高校生に読んで欲しい...

2010/2/20 メトロ書店御影クラッセ店にて購入 2010/3/16〜3/18 先日読んだ、「新現代免疫物語 抗体医薬と自然免疫の驚異」より前に出版された本。 研究の歴史をたどる形式で書かれているが、こういう本を是非中学生(にはまだ難しいかもしれない)や高校生に読んで欲しい。研究の場、新しいことを見つけていく作業では、記憶するだけの勉強では限界があることが自然と理解できるだろうから。  最初に取り上げられている石坂公成先生のお話を山形にいる頃、拝聴したことがある。本書にも記載されているように、ちょうどアメリカから奥様の実家のあった蔵王に戻られてすぐのことだった。当時不勉強で生化学的な知識がなかったので、どれだけ偉大な先生であるか、イマイチ実感がなかったが、本書などを読むと今更ながらもう少し真剣に聴き、お話などもさせていただいていれば良かったなぁ、と思う。

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