猫はカガクに恋をする？ の商品レビュー

竹内薫,藤井かおり【著】

2013/06/27

突如部屋の中に現れた猫と落ちていた量子論の本。まさかこの本の中から・・・？
猫の目が緑色に光るとき、『透』は恋人の『香鈴』と共に、時空を超えてシュレディンガーの部屋に飛ばされていた。

プロローグを読んでみて、物語仕立てで量子論の解説をするのかと思ってたのだけどそうじゃなかった。
このボリュームで七人もの科学者が出てくるのだから、当然一人々はさらっと触れる程度。まあ後書にも小説部分がメインと書いてあったけどね。
でもそうかと言って、とりたてて魅力的なストーリーでもないし、文章が洒落ているとか面白いとか言うのでもなく、どこをとってもちょっと中途半端な感じになっちゃてるんだな。

2012/07/22

発想は悪くない。
科学小説という分野がSFに近い気もするが。
連続短編で読みやすいけれど、
最後の落ちがもったいないなと思った。

2011/09/25

竹内薫さんの他の著書が気になりついでにタイトルに惹かれて借りた本。
理系傾向がある私なのではまってしまった。うっかり買いに走ってしまいそうだ。
量子論、キュリー夫人、ガリレオ…なんとなく知っている気がするけど、ほぼ知らない。特に伝記はなんとなく避けていたことに気づかされた。今さらだけど子供と読んでみようと思った。

2011/04/29

なかなかありえない設定。こんな物語もありかな？位で読んだらちょうどいいかも。表紙の絵と題名に惹かれて購入。ウンチクのネタにはなる♪

2011/03/15

「シュレディンガ―の猫」
本の中から出てきた（？）時空を超える不思議な猫「エオウィン」と、歴史上の科学の偉人に会いに行くファンタジー。

真面目にに量子の説明をするところがただのファンタジーではない。
でも結局ファンタジーというオチで、ガリレオシリーズの立ち位置ともまた違う。

全体のストーリーのまとまりに欠けるけれど、ありふれた感じはしなくて良かったです。

2009/10/07

新刊コーナーを見て「おっ竹内真さんの新作だ♪」と借りたら一文字違いだった。
『カガクと恋愛の新感覚ファンタジー』という不思議な世界。
猫がタイムトリップに導いてくれるというのは面白いけれど、
全体にちょっと浅い感じ。

【図書館・初読・7/23読了】

2009/10/07

猫好き科学作家が贈る カガクと恋愛の新感覚ファンタジー らしい。
私、化学とかもう聞いただけで頭痛がしますわ・・な人なのですが、だからこそなのかな、知識がないので楽しく読めました。

2009/10/04

タイトルが気になって読んで見ました。
物理学好きな男の元に現れた猫と男の彼女のお話。彼が物理に関する話をしていると、猫がふたりをその時代に連れて行ってくれるという奇想天外なストーリー！
ガリレオ、アインシュタイン、キュリー夫人など意外なお話が載っていたので、それが本当かどうか、気になってしまいました。物理が苦手！って方でも楽しめますよ。