やさしいカウンセリング講義 の商品レビュー
傾聴ということをよく言われる。 しかしそれはただ聴くのではなく、共感的に相手の感情を味わいながら聴くということだと、本書を読んでつくづく思い知った。 カウンセリングに興味のある人、またはすでに関わっている人も、もう一度見つめ直すために読むといいのではないかと思う
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カール・ロジャースの人間性中心療法とジグムント・フロイトの精神分析理論、そしてスピリチュアリティをベースにした心理カウンセリング講座。 よいカウンセリングのためには、カウンセラー自身が来談者からの影響に支配されず、来談者の感情によりそって、ありありと感じながら共感的に受容すること...
カール・ロジャースの人間性中心療法とジグムント・フロイトの精神分析理論、そしてスピリチュアリティをベースにした心理カウンセリング講座。 よいカウンセリングのためには、カウンセラー自身が来談者からの影響に支配されず、来談者の感情によりそって、ありありと感じながら共感的に受容することが大切なので、カウンセラー自身がカウンセリングを受けることの必要性が指摘される。 また、精神分析理論に基づく、転移や抵抗による対話の変化は、それと理解して対応することが有効だと感じた。 来談者の話が、最初は、誰かやいつか、どこかのことだが、カウンセリングの深まりによって、いま・ここの自分のことに移ってくるというのは、なるほどと思わされた。 09-119
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