RUN!RUN!RUN! の商品レビュー
熱いスポ根系青春小説かと思いきや、ちょっと違いました。主人公の優は天才アスリートなんだけれど、プライドが高くて自己中心的で周囲の人間を見下して…めちゃめちゃ嫌な奴。こんな奴が主人公で、この先読み進められるのか?と不安になりました。だって優の言動に、いちいち腹が立つんですもの…。 ...
熱いスポ根系青春小説かと思いきや、ちょっと違いました。主人公の優は天才アスリートなんだけれど、プライドが高くて自己中心的で周囲の人間を見下して…めちゃめちゃ嫌な奴。こんな奴が主人公で、この先読み進められるのか?と不安になりました。だって優の言動に、いちいち腹が立つんですもの…。 でも何とか読み進められたのは、優の同級生・岩ちゃんこと岩本くんのキャラがあったから、かも。優を大きく変えたのも、岩ちゃんを筆頭にした“仲間たち”ですし。岩ちゃん、とっても良い子ですね! そして、優の気持ちを揺るがす遺伝子の問題。まだまだ多感な時期にこんな問題が浮上したら…私だったら100%潰れちゃいます。その点、優はすごいです。泣きはしませんでしたが、グッと来るものは確かにあったと思います。 ただ、物語の展開的には同氏の「県庁の星」と似たような感じで、そこがちょっと残念です。それなりに面白くはあったのですが、「県庁〜」を読んだ私には新鮮味が感じられませんでした。
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要は「仲間を大切にね」という道徳的な物語なのですが、でもこの大団円っぷりは好みです。 なにか伝えたい事がある場合、アプローチの仕方は幾億通りも存在して、その中で一番実直な方法を選んでいると思う。 それは未熟さ故かも知れないけれど、でもだからこそ胸に迫るものがある。
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箱根駅伝の話と聞いて読み始めたけれど、なんだかあまり気持ちのいい話ではありませんでした。才能のある子どもが欲しくて遺伝子をいじったとかいじらないとか。親にとって子どもってなんなんだろうと思ってしまいます。 2007/02/25
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私はマラソンがよく解らないのですが、走ることって単純で、象徴的な感じ。 これを読んで思ったのは、性能や性質と、性格の関係でした。よくある主題のように心を持ったロボットのような。
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風が強く吹いてる、一瞬の風になれ、と続けて陸上ものを読んだ後では、アスリートが主人公でもちょっと調子が狂ちゃって。スポーツ=青春とか思わないで読んだ方がいいかも。面白くないわけではないです。桂さんの他の本とも雰囲気が違うような...。
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面白かったんだけど、不満も多いなあ。体育会系で、傲慢でマイペースというのは、面白かったが、確かに強烈な事実ではあるが、あっさり協調性のある性格に変るかなあ。あさ美さんは、面白いキャラなのに、出番はこれだけなのか。大学出て、数年で実績も無さそうなチームを運営できるのかな。経費は父親...
面白かったんだけど、不満も多いなあ。体育会系で、傲慢でマイペースというのは、面白かったが、確かに強烈な事実ではあるが、あっさり協調性のある性格に変るかなあ。あさ美さんは、面白いキャラなのに、出番はこれだけなのか。大学出て、数年で実績も無さそうなチームを運営できるのかな。経費は父親持ち?でも、チーム力だの根性だのというものを斜めに見てて、そういうのは面白かった。
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おもわず購入した動機は、その日が初フルマラソン挑戦の3日前だったから。 『目標はオリンピックの金メダル 箱根駅伝は通過点 仲間なんか必要ないはずだった…… 天才ランナーを揺さぶる血の秘密 行け!走れ!誰がなんと言おうと走り抜け!』 ストーリーはありきたりという人が出そ...
おもわず購入した動機は、その日が初フルマラソン挑戦の3日前だったから。 『目標はオリンピックの金メダル 箱根駅伝は通過点 仲間なんか必要ないはずだった…… 天才ランナーを揺さぶる血の秘密 行け!走れ!誰がなんと言おうと走り抜け!』 ストーリーはありきたりという人が出そうだけど、それも納得のうえでいい作品! きっと、キャラクターが鮮明に描写されているから、物語中に入っていけるし、自分なりの映像を浮かべることができるし、展開よく進んでいくからおもしろく、スラスラ読めるよ! いきおいで買ったけど当たりだった★表紙もかっこいい★
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何て爽やかじゃないスポーツ小説。でも面白かった。遺伝子技術は本当にここまで発展しているのだろうか。だとしたら物凄く怖い。
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アスリートとして最高の資質を持つ主人公、優。今までの人生、走るためにかけてきた。自信満々な優は仲間となじもうとしない。アスリートにはチームワークは必要ないと思っていた優。しかし、自分が遺伝子を操作して出生したことを知る。DNA検査がある箱根駅伝には出場できない。選手を辞退した優に...
アスリートとして最高の資質を持つ主人公、優。今までの人生、走るためにかけてきた。自信満々な優は仲間となじもうとしない。アスリートにはチームワークは必要ないと思っていた優。しかし、自分が遺伝子を操作して出生したことを知る。DNA検査がある箱根駅伝には出場できない。選手を辞退した優には仲間のサポートをしなければならなくなった。箱根駅伝に懸ける仲間と触れ合う内、閉じかけていた世界が開いていく。 遺伝子操作問題が唐突な気がした。ただ、この問題が現実となるようなもうそんな時代なのかもしれない。
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天才ランナー優の成長と挫折と復活の物語。ああいう形も復活と呼んでいいだろうと思う。好きだな、こういうの。
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