中学受験で子供と遊ぼう の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
学校と違って、競争の激しい現実社会で引き抜かれるのは「5」のみで、「1~4」まではゼロに等しい。 だから努力する部分というのは〝ここなら勝っている”とい箇所。そこからしかレアキャラに這い上がる術はないと思う その課題多き学校。 日本の教育の大きな問題点は「自己肯定感を下げてしまう事」。勉強は面白いのに、勉強を教える先生が面白くなかったために学校が嫌いになる子どもも多いと思う。 では学校の価値は何か。 そんなルールや抑圧やバイアスのかかった〝規制”の中に、自由になろうとする〝もがき”が生まれ、その自由を奪い取るために考え試行錯誤し行動することで芽生える発見のみ。
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なんとも楽しい本だった。楽しいので通勤電車の中であっという間に読んでしまった。 放送作家の父とTV局勤務の母、男の子二人の家族。長男の受験を父が楽しみながらサポートするお話。三田誠広さんのパパは塾長さんと似てますね。初版は2000年刊行。情報は古いかもしれませんが、いろいろな中...
なんとも楽しい本だった。楽しいので通勤電車の中であっという間に読んでしまった。 放送作家の父とTV局勤務の母、男の子二人の家族。長男の受験を父が楽しみながらサポートするお話。三田誠広さんのパパは塾長さんと似てますね。初版は2000年刊行。情報は古いかもしれませんが、いろいろな中学や塾の名前が出てくるので、東京の受験事情に疎い私には参考になりました。 三田誠広さんの本と共通しているのは、中学受験をネガティブに捉えず高く評価し、楽しんでいること。受験問題の具体例を引用しそのおもしろさを述べています。確かにいい問題がありますね。おもしろいです。そして三田誠広さんの問題に(確か)なかった要素として、父が試験問題と過去問の傾向と最近の時事問題や新刊本などからヤマをはり予想問題をつくってやること。ここまでできればすごいですね。この推理をしている父も楽しそうです。私も息子と一緒に受験を楽しんでいきたいと思いました。自分も勉強をやり直すつもりで、中学~大学受験までサポートしていきたいところです。
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「オレたちひょうきん族」などの構成を担当した放送作家であるお父さんがご長男の受験に奔走した記録。当初は駒場東邦を目指していたが、早稲アカの先生に武蔵向きと言われて第一志望を武蔵に変更して見事合格。その6年後後長男は東大文科Ⅰ類に合格されたと文庫版の後日談に書かれていた。
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中学受験というと親と子供の二人三脚で望まなければ成功はないといわれているが、読んでいて胸が痛くなる思いだった。 子供の強い決断は必須だが、その前に親が受験生の親になりきれるだろうかと情けない不安を抱いてしまう。 1日9時間の勉強っていったいどんな時間配分をすれば可能なのだろう? ...
中学受験というと親と子供の二人三脚で望まなければ成功はないといわれているが、読んでいて胸が痛くなる思いだった。 子供の強い決断は必須だが、その前に親が受験生の親になりきれるだろうかと情けない不安を抱いてしまう。 1日9時間の勉強っていったいどんな時間配分をすれば可能なのだろう? 睡眠時間は? いくら自分の夢を叶えるためとはいえ遊びたい盛りの小学生なのだ。 親も一緒になって問題を解く姿が当たり前になった今、とにかく自分が先に弱音を吐かぬよう強い親にならなくてはと思うのだ。
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