フィッシュストーリー の商品レビュー
伊坂さんの新作!これも短編集です。 あっという間に読んだぁ。 過去の伊坂作品に出てきた人も再び登場したりして、やっぱりこの人の書く小説は好きだなぁとしみじみしました! 物語としては普通な感じ。 だけど読んだ後には少しの幸せ。
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「フィッシュストーリー」が良かった。 レコーディング中の語りが最高! もしかしたら、みんな世界を救っているかもしれません!
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・『サクリファイス』が結構好きです。表題作もいいですね。他に『ポテチ』『動物園のエンジン』を含む連作。このなんとも言えない独特の雰囲気、かっこいい台詞回しが好きです。・黒澤さんはラッシュライフに出ていたことは覚えていたのですが、重力ピエロにも…?
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4つの短編からなるが、個人的には3つ目『フィッシュストーリー』が一番好きだ。 『フィッシュストーリー』 売れないバンドの最後の1曲に関連する、違った時代の人々の物語がいくつか。 短編の中にさらに短編だけど、その短編の中の人物が微妙に繋がっている。 この作風はやはり伊坂幸太郎だな...
4つの短編からなるが、個人的には3つ目『フィッシュストーリー』が一番好きだ。 『フィッシュストーリー』 売れないバンドの最後の1曲に関連する、違った時代の人々の物語がいくつか。 短編の中にさらに短編だけど、その短編の中の人物が微妙に繋がっている。 この作風はやはり伊坂幸太郎だなと思わせる。 というか、この作風が好きだ。 「僕の孤独が魚だったら....」などいくつか魚に例えた表現が出てくるが、どれも切なく心に残る。
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2007.02.09 待ちに待った伊坂の新作…! 今回は黒澤さんのお話でした。でもなによりも今村くんがかっこよかった。ラッシュライフに出てた若い泥棒、彼だったんだな。とってもよかった。かわいくて、おもしろくって。でもものすごい重い人生だ。相変わらず、伊坂はおしゃれで良い☆小技が効...
2007.02.09 待ちに待った伊坂の新作…! 今回は黒澤さんのお話でした。でもなによりも今村くんがかっこよかった。ラッシュライフに出てた若い泥棒、彼だったんだな。とってもよかった。かわいくて、おもしろくって。でもものすごい重い人生だ。相変わらず、伊坂はおしゃれで良い☆小技が効いててかっこよい。
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2007/2/6 伊坂幸太郎の新刊である『フィッシュストーリー』を読む。本作は初の短編集で2001年初出の作品から書き下ろしまで計4本が収録されている。どの作品も、過去の作品の脇役が登場しているらしいのだが、伊坂作品によく登場する泥棒で探偵の黒澤以外は、何となく、あの辺りの作品に...
2007/2/6 伊坂幸太郎の新刊である『フィッシュストーリー』を読む。本作は初の短編集で2001年初出の作品から書き下ろしまで計4本が収録されている。どの作品も、過去の作品の脇役が登場しているらしいのだが、伊坂作品によく登場する泥棒で探偵の黒澤以外は、何となく、あの辺りの作品にいたかなぁくらいで、どれがどの作品かは分からなかった。まぁ、そういうマニアではないし、記憶力が悪いのは昔っからなのでそういう細かいことは気にはしないで読んだ。というわけで、過去の作品を読んで無くても読める短編集です。 表題作の『フィッシュストーリー』と『ポテチ』の2作がとても面白い。僕はやっぱり最近の伊坂幸太郎の作品のほうが、昔の作品よりも好きなので、この2作が面白いと感じるのは当然だと思う。 特に『フィッシュストーリー』のような、誰かがやった何かがが、どこかの誰かに繋がっているという物語は好きです。ここでやった何かがどこかの誰かに影響を与えて物語が作られる。これって、何だか素敵なことだと思いませんか?人と人との関係とか距離とか時間とかを超越して、何かが生まれてその派生で何かが起こる。 まぁ、良いことばかりが起こるわけじゃなくて、実際は悪い方向で動くことも多いんだろうけど、そんな中で小さくても良い影響を与えることができたら、これって何だかスッゴク楽しいことだなぁと思います。実生活でそんな俯瞰的な見方はできないので、伊坂さんのような作品でこういう話を読むことができると、見えないどこかで楽しいことが起こっているんじゃないかなぁと思って、生きていく事も案外面白いもんだと思ったりします。 僕が伊坂さんが好きなのは、他にも、文体、世界観、登場人物の相互の関係性、そして、現実的でいながらもロマンも信じているといったところでしょうか。彼の作品を読むと(特に最近の作品では)、社会や人間、自分の生活のことなど色んなことを考えさせられるのですが、一方では自分の心の中にある隙間がスーッと埋まるような感じがあって、とても心地よく読み終わることができるので大好きなのです。
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今までの伊坂作品の中で、登場した人物が再登場する短編集とのこと。数冊読んだ(死神の精度以降)伊坂作品は好きなのですが、読んだことのない作品の登場人物ばかりだったので、本編を読まずにいきなり外伝を読んだような感覚に。関連のある作品を読んで再読したいと思います(2007.2.5)。
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2007/2/4読了。 短編集、と言いつつ4つのうち2作品は連作(「重力ピエロ」や「ラッシュライフ」で出てきた'黒澤'さんが暗躍(?)します。犯罪者でありながら、どこか憎めない人たちがたくさん出てきます。
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初めて伊坂幸太郎の作品を読む、という読者にとって、この本は面白いと思えるかどうか・・どうなんでしょう?^^;
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あぁ、幸せ。読めて幸せ。この作家を知っていて幸せ。出来ることなら、最後まで読みたくなかった。黒澤さんも好きだし、甲乙つけがたいけど、一番印象に残ったのは表題作。 そういえば、泉ヶ岳に行きたい。奈良や大阪ではなく、仙台を車で走りたい。
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