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樹のあるところに、住みたくなったから。 の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2018/11/23

著者のゆったりとした生活が味わえる作品。 "ささやかな生活のディテールを整えることで、自分の中の悲しさや寂しささえも、喜びや感謝、与えたいという気持ちに変えていく。自分のことを好きになって、ていねいに時間を過ごすことで、他の人や生きものたちにも幸せを分けてあげたくなるし...

著者のゆったりとした生活が味わえる作品。 "ささやかな生活のディテールを整えることで、自分の中の悲しさや寂しささえも、喜びや感謝、与えたいという気持ちに変えていく。自分のことを好きになって、ていねいに時間を過ごすことで、他の人や生きものたちにも幸せを分けてあげたくなるし、世界にもうひとつの優しさの粒みたいなものが増えていく…。"(本文ママp.228-229)。この部分は特に共感を得たので抜粋した。

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2016/01/15

椎名誠の娘さんのポートランドいいでしょ記。 こんなに楽しい生活をしていたのにイタリア人のだんなさんと別れちゃうのが意味わからん。だんなさんはニューヨークの仕事やめて来たのに。

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2015/09/23

10年住んだNYから猫と一緒に引越し。 新しい家や街との出会い。2004年から約2年間のオレゴン州ポートランドで暮らした日々の事を綴ったエッセイ。女優さんから作家へ。料理や裁縫は勿論、写真、イラストもご本人の手によるもの?実に多才‼︎逞しく生活力があり、繊細で美しい。それにどうや...

10年住んだNYから猫と一緒に引越し。 新しい家や街との出会い。2004年から約2年間のオレゴン州ポートランドで暮らした日々の事を綴ったエッセイ。女優さんから作家へ。料理や裁縫は勿論、写真、イラストもご本人の手によるもの?実に多才‼︎逞しく生活力があり、繊細で美しい。それにどうやらお酒好きらしい。一体どんな育て方をされたらこうなるのか?と思ったら‼︎ご本人には耳にタコかもしれませんが、さすがはシーナさんと一枝さんのお嬢さんだ!「本を読む」醍醐味、出会い、つながる喜びを感じた本でした。

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2015/04/17

樹のあるところに、 住みたくなったから。 10年暮らしたニューヨークを離れ、 ポートランドへ。 自然豊かで、保護にも力をいれている。 公共交通網が発達し、車なしで生活できる。 素敵な図書館、書店がある。 河が流れ、海にほど近い。 著者の理想通りの町、ポートランドの春夏秋冬を...

樹のあるところに、 住みたくなったから。 10年暮らしたニューヨークを離れ、 ポートランドへ。 自然豊かで、保護にも力をいれている。 公共交通網が発達し、車なしで生活できる。 素敵な図書館、書店がある。 河が流れ、海にほど近い。 著者の理想通りの町、ポートランドの春夏秋冬を丁寧かつテンポの良いエッセイで描く。 ポートランドの雰囲気が伝わった。

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2014/11/15

最近気になるポートランドのことを知りたくて手に取ってみた。今私が読みたいのは、こういうゆるやかなエッセイではなく、どんぴしゃにポートランドの魅力を伝えてくれそうな本なのかも?という感じで、ざくっと読んだだけ。

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2011/02/10

そもそも私は渡辺葉さんがオンラインで日常を綴った文章と写真を載せていたのに感化されてブログを始めたのだった。 最終章の離婚を経た気持ちがさり気なく綴られていて ステキな女性だなと思った。

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2010/09/19

食べて、寝て、散歩して、仕事して、買い物して…日々の生活はどこに行ったって同じことをするのに、環境が、社会が違うと人の生活がおもしろく見えてくる。 読みやすくすらすらーと読めました。 レモンドロップと五香豆腐を作ってみたいです。 あとピノ・ノワールって覚えました。

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2009/10/04

葉さんのテンポの良い文章が好き。ポートランドのゆるやかな暮しに憧れます。毎日を楽しみながら生活しているのが素敵。

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2009/10/04

 「大きな樹に出会えるところで、生活のディテールを見つめ、少しゆっくり暮らしてみたい」。そんな思いから、10年住んだニューヨークを離れ、蜜の香りが漂い、絹のような雨が降る、オレゴン州ポートランドへ。エッセイスト・翻訳家として活躍する著者は、作家の椎名誠氏と渡辺一枝氏の長女としても...

 「大きな樹に出会えるところで、生活のディテールを見つめ、少しゆっくり暮らしてみたい」。そんな思いから、10年住んだニューヨークを離れ、蜜の香りが漂い、絹のような雨が降る、オレゴン州ポートランドへ。エッセイスト・翻訳家として活躍する著者は、作家の椎名誠氏と渡辺一枝氏の長女としても知られる。  ポートランドは森に囲まれていて、ヨーロッパの街角みたいに路面電車が走っているらしい。音楽や美術も盛んで、家賃も安く、ワインも作っているらしい。地ビールも旨くて、キノコや果実も採れる…。選んだ地に間違いはなかった。市場の食材で料理をし、家具も自ら手作りする。「食べ、働き、暮らす。その結果だけを味わうのではなく、過程を楽しむ余裕が欲しかった」という著者は、念願の「ゆるやかな暮らし」を実現していく。「楽器を習った人なら経験があるだろう。ひとつ一つの音を弾けなくては。『ゆっくり、きちんと』は案外難しくて、とっても大事なのだ」。緑の枝を広げ、樹々が放つ酸素をいっぱいに含んだ空気が、そんな言葉と一緒に届いてくる。「春の宵のためのレモンシロップ」「こごみとクルミのパスタ」など季節のレシピも収録されている。(S)

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