1,800円以上の注文で送料無料

最強の狙撃手 の商品レビュー

4

4件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2022/01/23

ラノベの様なタイトルとは裏腹に独ソ戦を赤裸々に描いた自伝小説です。 物語の中には戦場の写真やショッキングな描写も多くてリアルな緊張感を感じました。 ※中には死体の写真もありましたので注意が必要です。 翻訳が素晴らしくとてもサクサク読めます。

Posted byブクログ

2019/06/10

ドイツ軍で、狙撃兵が初期に存在しなかった事、適切な狙撃銃がない為ソ連の狙撃銃を使っていた事を知らなかった。また、狙撃が敵の動きを封じる事、排泄の場所の確保の大切さ等教えてくれた。

Posted byブクログ

2014/10/27

[ 内容 ] 狙いすました一撃が戦況を一変させる。 殺すか殺されるか、極度の緊張のなか、冷酷非情とも思える冷静さをたもつ戦士。 対ロシア戦線で活躍した伝説の若き狙撃手。 [ 目次 ] 決死隊の軽機関銃手 狙撃兵となる 殺すか殺されるか 狙撃兵の資質 冷酷非情 生きのびる意思 狙...

[ 内容 ] 狙いすました一撃が戦況を一変させる。 殺すか殺されるか、極度の緊張のなか、冷酷非情とも思える冷静さをたもつ戦士。 対ロシア戦線で活躍した伝説の若き狙撃手。 [ 目次 ] 決死隊の軽機関銃手 狙撃兵となる 殺すか殺されるか 狙撃兵の資質 冷酷非情 生きのびる意思 狙撃兵仲間 一進一退 照準スコープ 娼婦宿 狙撃兵の教練 肉食獣の本能 ルーマニアからハンガリー 狙撃兵記章 鉄十字章 戦争の亡霊 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

Posted byブクログ

2012/08/24

題名から連想する内容と色合いが違っていた。題名青臭すぎる。 第二次大戦ドイツ陸軍の狙撃手の手記だった。彼の体験談、書類、写真を再構成した本だ。 舞台は独ソ戦で1943年に戦線に送られた主人公が1945年の終戦まで苛烈な撤退戦を行いながらドイツに逃げ帰るまでが書かれている。彼の話か...

題名から連想する内容と色合いが違っていた。題名青臭すぎる。 第二次大戦ドイツ陸軍の狙撃手の手記だった。彼の体験談、書類、写真を再構成した本だ。 舞台は独ソ戦で1943年に戦線に送られた主人公が1945年の終戦まで苛烈な撤退戦を行いながらドイツに逃げ帰るまでが書かれている。彼の話から狙撃手とはどういうものをか教えてくれる。ただし、地獄のような独ソ戦の様相も。  かなりハードな内容で写真が修正なしで使われている。泣く子も黙る独ソ戦はファシストとボルシェビキの血で血を洗うもので、虐殺拷問が当然のように行われており、前線に残される負傷者達の運命は死あるのみだった。  ドイツ陸軍における狙撃兵の立場は面白い。狙撃兵という兵種は廃止されていたのだが対ロシア戦でロシア軍の狙撃兵に手を焼き戦況が防衛一方になるとドイツ軍も狙撃兵を養成する。狙撃兵に対する手段としては、砲撃や機関銃掃射が主だが、それらが不足したドイツ軍にとっては狙撃兵で対抗するしかなかったのだ。主人公は元々家具屋で徴兵されて軽機関銃手としてキャリアから、独自のノウハウを得て狙撃を行うようになり、2年間で257人を殺している。一人で数十人の兵士を足止めできパニックを引き起こせる狙撃兵は、味方にとって頼りになる存在であるが相手にとっては唾棄すべきものであることは言うまでもない。 エピソードは凄惨極まる内容の中にたまに面白いものがあった。慰安所での梅毒予防の描写はさすがドイツ人らしい几帳面さを表しているし、野糞中の写真があったりする。写真がエピソードにずいぶんとあったものばかりで、どうもこれは同行していた軍の宣伝部が撮った写真のようだ。

Posted byブクログ