デジタル・フォレンジック事典 の商品レビュー
フォレンジックの解析手法について書かれた本。 もう一冊の本は不正事例(リスク)について書かれた本であるのに対し、こちらは『不正をどう発見・防止するか』『不正をどうやって隠すか』というシステム的な技術観点から書かれた本。 会計観点からはあまり参考になる部分は多くはなかったが、I...
フォレンジックの解析手法について書かれた本。 もう一冊の本は不正事例(リスク)について書かれた本であるのに対し、こちらは『不正をどう発見・防止するか』『不正をどうやって隠すか』というシステム的な技術観点から書かれた本。 会計観点からはあまり参考になる部分は多くはなかったが、IT-GCの観点からは多くのスキルセットを学ぶことができた。 とは言え、本書にかかれていることを全部実施している会社は多くないだろうなぁ (不正という特異事項であるため、裁判を見込んだ証拠の摘出方法まで踏み込んで記載がかかれているため) ということと、 最近はもっと技術が進歩しているため、解析に関してももっといい製品いっぱいあるよ、というのが本音。 ひとまず最低ラインの整備として、以下はやっておく必要があるだろう (これだけでも完璧に整備するのは結構大変な部分はあるだろうが) ・履歴/ログは全部残す ・ログのバックアップ ・ログへのアクセス制御
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