ミステリーは科学する の商品レビュー
第六巻。科学的なミステリー、というテーマ。 ■柄刀一『凶器は死角の奥底に』 天地龍之介。科学知識が豊富で推理も冴えるが世事には疎い、天才ピュア系探偵。もっと読んだらまた印象も変わるかもしれないが、この一編だけではそこまでキュンとせず。(そこだけかよ、というのはおいといて)探...
第六巻。科学的なミステリー、というテーマ。 ■柄刀一『凶器は死角の奥底に』 天地龍之介。科学知識が豊富で推理も冴えるが世事には疎い、天才ピュア系探偵。もっと読んだらまた印象も変わるかもしれないが、この一編だけではそこまでキュンとせず。(そこだけかよ、というのはおいといて)探偵のキャラだけでなく語り手の価値観も、キュンとくるかどうかにおいては大事だななどと思ったり。 ■アイザック・アシモフ『贋物(Phony)のPh』 いろんな博士たちが集まる会合で、学生時代の試験の不正を暴く。 ■芦辺拓『星空にリュクトシキップ』 江戸時代の大阪が舞台。黒真珠見てみたいな〜。 ■バートン・ルーチェ『橙色の人』 医学はミステリー。皮膚が橙色になった患者を診る医者の話で、これはドキュメンタリーだとのこと。思い出した。昔とある症状で病院にいったとき、そこの女医さんが、「病名というのは辞書を引くみたいにパッとわかるというものではなく、見て取れる現象を手掛かりにしていろんな可能性を検証していくので、私たちって探偵みたいなものなのよ」と言っていて、目から鱗だった。
Posted by
子供にも楽しめるミステリー集。 この巻は、「科学的なミステリー」の話。 アイザック・アシモフ。。。名前しか知らなかったけど、いろんな読み物を書ける多才な方なのね。 「凶器は死角の奥底に」 柄刀 一 ライトノベル?さくっと読める。 この編が載っている「殺意は砂糖の右側に」、...
子供にも楽しめるミステリー集。 この巻は、「科学的なミステリー」の話。 アイザック・アシモフ。。。名前しか知らなかったけど、いろんな読み物を書ける多才な方なのね。 「凶器は死角の奥底に」 柄刀 一 ライトノベル?さくっと読める。 この編が載っている「殺意は砂糖の右側に」、読んでみようかな~。 「贋物(Phony)のPh」 アイザック・アシモフ 給仕のヘンリーが、安楽椅子探偵の形になるこのシリーズ、他も読んでみたい。 「星空のリュクトシキップ」 芦辺 拓 面白い題材、、、なんだとおもうけど、ちっとも文章が頭に入ってこなかった。 江戸モノは好きだけど、関西弁の軽~いノリが合わないのか、文体が合わないのか。 「橙色の人」 バートン・ルーチェ これ、子供が読んで面白いのかな・・・。私は微妙~。面白みがわからない。
Posted by
- 1