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3次元ものづくり革新 の商品レビュー

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2012/06/11

全体としては著者が社長を務める企業の技術の紹介を様々な事例を交えて行なっている。 現在設計・デザイン部門ではデータのデジタル化がかなり進んでいる。ただし後続の処理ではまだ完全ではなく、2次元で書き直しをしているケースもあるらしい。こういった事態を避けるために本書で紹介されている...

全体としては著者が社長を務める企業の技術の紹介を様々な事例を交えて行なっている。 現在設計・デザイン部門ではデータのデジタル化がかなり進んでいる。ただし後続の処理ではまだ完全ではなく、2次元で書き直しをしているケースもあるらしい。こういった事態を避けるために本書で紹介されているXVLというデータ方式が活躍できるという。 データをこの方式で持つことにより、様々なメリットが得られる。 1.CADソフトでの編集を行なう必要のない人は無償のビューアーで閲覧をして作業に参加できる。 2.軽量のデータであるため、ネットワーク上での共有が容易。 3.同一のデータを皆で共有することにより、コミュニケーションが容易かつ円滑になる。これはデザインレビューで有効であり、品質向上にもつなげられる。 4.このデータをマニュアル作成に活かせる。しかもスピードが上がる。 など。 特に特定の技術を知ろうと思って購入したわけではなかったが、内容としてはXVLを中心にして今後のものづくりのあり方について書かれており、有効であった。

Posted byブクログ