悪党が行く の商品レビュー
こういう本はなんというジャンルなんだろう。 ノンフィクション? 著者紹介にエッセイストって書いてある。 これエッセイ? あまり読まないタイプの本。 面白かった。 またこんな本に出逢わせてくれた「小説という毒を浴びる」に感謝。 角川選書なんて見たことないけど、本屋さんや図書館のどこ...
こういう本はなんというジャンルなんだろう。 ノンフィクション? 著者紹介にエッセイストって書いてある。 これエッセイ? あまり読まないタイプの本。 面白かった。 またこんな本に出逢わせてくれた「小説という毒を浴びる」に感謝。 角川選書なんて見たことないけど、本屋さんや図書館のどこにあるんだろう… 表紙のイラストが気になる。なんか良い。
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普通、悪党は善と対象となるもので、主人公が悪党を成敗することで善がより一層輝く。一方で、悪党なのにカッコよく、ヒーローのように思えてしまう場合もあり、それが悪党小説である。悪を悪で成敗するケース、悪がカッコよく見えるほど成熟し、素晴らしい持論を持っているケース、善人でありながら悪...
普通、悪党は善と対象となるもので、主人公が悪党を成敗することで善がより一層輝く。一方で、悪党なのにカッコよく、ヒーローのように思えてしまう場合もあり、それが悪党小説である。悪を悪で成敗するケース、悪がカッコよく見えるほど成熟し、素晴らしい持論を持っているケース、善人でありながら悪党の要素(高貴な生まれでない)を持つケースなど、本書ではいくつかのケースが紹介されている。
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●ピカレスク文学における悪党の魅力を解説した本。この本の主題の内容より、各作品の時代背景を知れることのほうが興味深く感じた。
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