恋するための文学 の商品レビュー
太宰治、岡本かの子、芥川龍之介、坂口安吾、岸田國士、国木田独歩、 横山利一、竹久夢二、林芙美子の9作品。 岸田國士の「海の誘惑」と国木田独歩の「恋を恋する人」が良かった。
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恵文社で買った一冊。 いろんな作者の恋愛をテーマにした短編が入っていて、二日で読めた。 特に、太宰治の「駆け込み訴え」は個人的には圧巻だった。憎しみと愛情の入り混じった感情の変遷が、文章を通じて伝わってくる。そして後半その思考が暴走気味になるにつれて、こちらの読むスピードも速...
恵文社で買った一冊。 いろんな作者の恋愛をテーマにした短編が入っていて、二日で読めた。 特に、太宰治の「駆け込み訴え」は個人的には圧巻だった。憎しみと愛情の入り混じった感情の変遷が、文章を通じて伝わってくる。そして後半その思考が暴走気味になるにつれて、こちらの読むスピードも速くなる。 思考の疾走感がたまらない作品だった。 次点は国木田独歩の「恋を恋する人」。軽妙な文体で、読んでいて楽しく、それでいてさみしい。 こんな本を買う自分も相当程度気が触れているのかもしれないなぁ、、笑
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プチグラパブリッシングの本はセンスが良い♪ 装丁も素敵。 9人の作家の「恋」をテーマにした小作品が収録してあるけれど、私のお気に入りは…太宰治と国木田独歩。そして林芙美子。 - 恋愛と云うものは、この空気の中にどんな波動で飛んでいるのか知らないけれども、男女がこの波動にぶち当...
プチグラパブリッシングの本はセンスが良い♪ 装丁も素敵。 9人の作家の「恋」をテーマにした小作品が収録してあるけれど、私のお気に入りは…太宰治と国木田独歩。そして林芙美子。 - 恋愛と云うものは、この空気の中にどんな波動で飛んでいるのか知らないけれども、男女がこの波動にぶち当たると、花が肥料を貰ったかのように生々として来る。- 林芙美子『恋愛の微醺』より 異性に限定することなく、憧れを抱かせる人、ドキドキさせてくれる人が存在することが生活に張りを与えてくれるし、成長の起爆剤になると思います。
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太宰治、坂口安吾、岡本かの子、竹久夢二ら9人の作家による恋愛小説を集めた本です。悲しい恋の物語からリアルな恋愛小説まで、たくさんある今だからこそ、時代を生きた作家たちの描く恋を読んでみませんか?
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