春の魔法のおすそわけ の商品レビュー
物語は、酔っ払った主人公が、鞄を拾ったところから始まる。そして、なんと、中には二千万円も入っていた!! 本来なら大慌ての状況!・・・。なのに、いいや使っちゃえと言う大胆さ。どうやら主人公は小説家で、編集者は「恵那」という名の女性。まさか、恵那という名前にこんなところで出会うとは。...
物語は、酔っ払った主人公が、鞄を拾ったところから始まる。そして、なんと、中には二千万円も入っていた!! 本来なら大慌ての状況!・・・。なのに、いいや使っちゃえと言う大胆さ。どうやら主人公は小説家で、編集者は「恵那」という名の女性。まさか、恵那という名前にこんなところで出会うとは。40代独身女性の視点が、かなりリアルに描かれているのに、なんと著者は男性。朝の最悪な出来事が、ある出会いをきっかけに、穏やかな夜の眠りへとつながっていく再生の物語。
Posted by
真夏の夜の夢!読んでてかゆくなったw44の中年おばさんが酒で潰れて電車で隣に座った若い男の子の鞄を取り違え。その中身は2000万!驚いたものの、どうにでもなれーと、取りあえず向かい酒やろうとしたら、美青年発見で、「あんたいくら?」 なんやかんやでホテルで一発。でも女は途中で萎えて...
真夏の夜の夢!読んでてかゆくなったw44の中年おばさんが酒で潰れて電車で隣に座った若い男の子の鞄を取り違え。その中身は2000万!驚いたものの、どうにでもなれーと、取りあえず向かい酒やろうとしたら、美青年発見で、「あんたいくら?」 なんやかんやでホテルで一発。でも女は途中で萎えて終了。酷いw 起きたら美青年が掻き消えていたという、まるで真夏の夜の夢的な。春だけど。 最後は結局レズでしたとさ。この主人公のおばさんが毎回酒ばっかり飲んでた上に、セックスの前すらゲリピーとか気持ち悪くてもう。がんばって読んださ。もう少し夢のある話かと思ったんだけど、ただのおばさんのストレス解消だった。
Posted by
タイトルが巧いなあ。これってたしかに「魔法」という気もする。実は極めて単純、しかしものすごい偶然が生んだ「魔法」。 まあこれはあまり身構えずに読むのが吉。あとになって「そういうことだったのか~」と腑に落ちます。
Posted by
2009/3/12読了。 突如手に入れた2千万円で美青年を買う話。 ウソです。でも間違ってはいない。 対象が結構若いせいか、西澤作品にしては珍しく後味がいい話。 でも正直物足りなかったです。
Posted by
酔っ払いから我に返ると、手にしていたのは見知らぬ鞄。 そして中には2千万もの大金が!! 一体これは、どこでどうやって手に入れたものなのか。 とりあえずそのお金をぱ〜っと使い果たそうと思い立ちますが…。 すぐに自分の鞄がない事に気が付いて、それと間違えた事に...
酔っ払いから我に返ると、手にしていたのは見知らぬ鞄。 そして中には2千万もの大金が!! 一体これは、どこでどうやって手に入れたものなのか。 とりあえずそのお金をぱ〜っと使い果たそうと思い立ちますが…。 すぐに自分の鞄がない事に気が付いて、それと間違えた事に気が付くのですが 鞄の中に2千万も入っていたらびっくりですよね〜。 とりあえず、そんな状態に陥ったら 何度も鞄の中を確認しますね! そして使おうかどうか悩みます(笑) 小さな謎を別の人物が解決してくれますが 今まで驚きの展開ものを読む事が多かったので 何だかごく普通に終わって、拍子抜けでした。
Posted by
鈴木小夜子は熟女といってもおかしくない年齢。 そんな彼女が中性的な美青年、優弥を連れ回すお話。 小夜子の一人語り形式の文体は、卑屈な面があまりなく、開き直ってさっぱりしている感じ。 妙に味があって、おっさん臭いけれど美人で、とても魅力的に感じた。 若い男も好きだけど、本当...
鈴木小夜子は熟女といってもおかしくない年齢。 そんな彼女が中性的な美青年、優弥を連れ回すお話。 小夜子の一人語り形式の文体は、卑屈な面があまりなく、開き直ってさっぱりしている感じ。 妙に味があって、おっさん臭いけれど美人で、とても魅力的に感じた。 若い男も好きだけど、本当は女性が好きな小夜子と 年上の女性しか愛せない優弥の爽やかに切ない恋愛が、凄い普通で胸が締め付けられる。 読後感は最高。 この本は是非、レズっ気のある女性にお勧めしたい。
Posted by
西澤さんにしたら、なんか可愛らしいかんじがする作品やーんって思って蓋を開けてみたら・・森奈津子シリーズ?笑)いや、森奈津子シリーズに比べたら、可愛らしいんですけど。がお酒を呑みすぎた人生に疲れた中年の独身女性が記憶を無くした状態で朝をむかえて、謎めいた二千万もの大金をゲット。最初...
西澤さんにしたら、なんか可愛らしいかんじがする作品やーんって思って蓋を開けてみたら・・森奈津子シリーズ?笑)いや、森奈津子シリーズに比べたら、可愛らしいんですけど。がお酒を呑みすぎた人生に疲れた中年の独身女性が記憶を無くした状態で朝をむかえて、謎めいた二千万もの大金をゲット。最初は戸惑いつつも、そのへんいいた美青年を大金で買っちゃうっていう、アルコール臭を感じてきそうな滅茶苦茶ストーリー。一応ミステリ仕立てなんだけど、そっちの面もポカーンな展開。まぁ、なんだかんだ長年西澤を追いかけてるうちにしたら許容範囲ですけどねー・・。
Posted by
満開の桜の下、二日酔いの小夜子が出逢ったのは謎の美青年と見知らぬ肩掛け鞄……。人生の再生を描く、あたたかくて、ユーモラスで、ちょっと涙する、著者渾身の書き下ろし小説。
Posted by
痛い女性が主人公の、辛い物語だと思ったら。 きれいな最後でなんだか救われた気分になりました。 「春の魔法のおすそわけ」 どこかで私のことを必要とする人がいるかもしれないから、明日もがんばろうと思う。
Posted by
出版社/著者からの内容紹介 満開の桜の下、二日酔いの小夜子が出逢ったのは謎の美青年と見知らぬ肩掛け鞄……。人生の再生を描く、あたたかくて、ユーモラスで、ちょっと涙する、著者渾身の書き下ろし小説。
Posted by
- 1
- 2