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合衆国殲滅計画 の商品レビュー

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2012/01/30
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イラクで泥沼の戦争を続けるアメリカ。 大規模な爆弾テロの調査を行うCIA工作員ライアンは その事件の影に宿敵のテロリストの存在を知る。 さらに壮絶な破壊力を持つ爆弾によるテロ攻撃を 食い止めるために、孤軍奮闘する。 CIAとFBIの確執や主人公を苦しめる過去の忌まわしい思い出、 新たなパートナーとのロマンスなど、 ディテールは凝りに凝っていて退屈させない。 冷戦終結以降のスパイ小説は 対テロリズムが主流になってきたが、 やや設定に雑な印象を持ちながらも なかなか楽しませてくれるのは キャラクターの設定が魅力的だからか。 本書は三部作の2作目ということだが、他も読みたいと思うには 十分なエンタテインメント性を持っているのは確かだろう。

Posted byブクログ

2011/12/27

「合衆国爆砕テロ」の続編。CIA工作員ライアン・キーリーが再登場する。輝かしい経歴を持ちながらも、宿敵、ウィレム・ヴァンダーヴィーンに部下を殺され、自身も瀕死の重傷を追ったライアン。そして、前作で、CIAエージェントと国際的テロリストとして、死闘を繰り広げた二人が、本書ではイラク...

「合衆国爆砕テロ」の続編。CIA工作員ライアン・キーリーが再登場する。輝かしい経歴を持ちながらも、宿敵、ウィレム・ヴァンダーヴィーンに部下を殺され、自身も瀕死の重傷を追ったライアン。そして、前作で、CIAエージェントと国際的テロリストとして、死闘を繰り広げた二人が、本書ではイラク、ヨーロッパ、アメリカを舞台に激突する。途中までは手に汗握る展開で、ぐいぐい読ませたのですが、ヒロインがとったある「行動」があまりにもプロらしくなく、そこから結末まで読む勢いがそがれてしまいました。次回作も出ているので、そちらに期待しましょう。追記・今、三作目の「合衆国包囲網」を読んでいるのですが、ある「行動」はどうも三作目に結びつく強力な要素の一つだったようです。詳しくは読了後に。

Posted byブクログ