インド人はなぜゼロを見つけられたか の商品レビュー
このタイトルが示す明確な答えは本書に記載はされていない。しかしインド社会の歴史や文化、教育や経済など多方面から見えてくるインドの国民性を知ることで「ゼロ」を見つけ出したという潜在力みたいなものを間接的にもうかがい知ることができる。正直あまり期待せずに読み始めたものの、インドを知る...
このタイトルが示す明確な答えは本書に記載はされていない。しかしインド社会の歴史や文化、教育や経済など多方面から見えてくるインドの国民性を知ることで「ゼロ」を見つけ出したという潜在力みたいなものを間接的にもうかがい知ることができる。正直あまり期待せずに読み始めたものの、インドを知るという意味では結構面白かった。
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2007年刊。著者は元第一生命経済研究所経済調査部主任エコノミスト。◆タイトルに騙されそう。一見インドにおける教育や志向の解説本のようだが、むしろ経済に焦点を当てた書。◆正直、アングラ度合い薄めで、表経済が主の叙述に特異さはないが、個人的には①インドの医療技術の高さに加え(安価なため、米人による医療ツアーが組まれる程)、ジェネリックと言われる後発医薬品の分野での高い競争力、②ダウリー制(女子は土地を相続不可)を因とする金の高需要、③ヒンドゥーの宝飾品への強い指向とダイヤモンド研磨技術のレベル高は印象的。 o.t様へ。コメントありがとうございます。そうですね。風俗経済の書やアングラビジネスの新書もあるみたいですね。それより、明石家さんまの「ほんまでっかTV」の学者軍団の一員で著名かもしれないですが…。ちなみに本書はアングラ成分薄めです。
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まあはっきり言ってタイトル詐欺w なぜゼロを見つけられたかは、インドは昔から土地が豊かで農作物に恵まれ、働かなくても責められない環境があったと。 そういう環境下では、何もせずにあれこれと思索に耽るものが出てきて、そこからゼロという概念も見つけることができたのではないか、というただ...
まあはっきり言ってタイトル詐欺w なぜゼロを見つけられたかは、インドは昔から土地が豊かで農作物に恵まれ、働かなくても責められない環境があったと。 そういう環境下では、何もせずにあれこれと思索に耽るものが出てきて、そこからゼロという概念も見つけることができたのではないか、というただそれだけw だが、インドの経済、文化、インド人の価値観などが詳細に説明されており、それらの内容は面白いのでゼロのことは忘れてw 読むといいのでは。
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数学の歴史的な本だと思ったら!!インド経済入門書だった!!! 釣りタイトルものには大体慣れてきたつもりでいたが、ここまでヒドイのは中々ない。結局のところ内容は、インドの昨今の経済事情とその他インド四方山話。広くはあるが本当に浅いところなので、興味がある人がなんとなく読んでみるなら...
数学の歴史的な本だと思ったら!!インド経済入門書だった!!! 釣りタイトルものには大体慣れてきたつもりでいたが、ここまでヒドイのは中々ない。結局のところ内容は、インドの昨今の経済事情とその他インド四方山話。広くはあるが本当に浅いところなので、興味がある人がなんとなく読んでみるならいいが、本気で参考にするには足らない。確かにこの内容で売るためには大胆なタイトル付けが必要だったんだろうが…。関係者各位には猛省を促したい。
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インドについて知りたくて読書。 タイトルから哲学の話かと思いきや、インド紹介本。著者はインドの専門家ではないためか、実際現地に住んだ経験などは少ないと思われる。前半は伝聞調などが目立つ。 インドは未踏の国である。一般的にこの種の本を読むと行きたくなるのであるが、それでもインド...
インドについて知りたくて読書。 タイトルから哲学の話かと思いきや、インド紹介本。著者はインドの専門家ではないためか、実際現地に住んだ経験などは少ないと思われる。前半は伝聞調などが目立つ。 インドは未踏の国である。一般的にこの種の本を読むと行きたくなるのであるが、それでもインドへは、いまいち行きたいとは思えない点が我ながら不思議である。 これから中国をしのぐ発展が予想される国インド。一方で、個人的にタイやシンガポールで出会ったインド人のイメージが悪く、あまり・・・という面もある。 よくインドリスクとして挙げられるカースト制度は、イギリス植民地時代に支配者にとって都合の良いように解釈されて強化されたものだと書籍を見たことがある。であれば、インド自身が克服できる問題なのではないかと思う。 カシミール問題はよく理解でき勉強になる。中国と仲が悪い理由も納得できる。 行ったことない国を論じるのは私の信念に反するのであるが、『日本進化論―二〇二〇年に向けて』 (出井 伸之)の中で、アジアの中で本当の民主主義と言える国は日本を除けばインドだけであると紹介している。これが事実であるとすると今後のインドの発展は日本にとってもキーとなる可能性が高い。しかも、インドは親日国家という統計がもあるので、日本が今後、関係を重視し、維持へ労力をかける価値がある国は、韓国ではなくインドを始めトルコ、タイなどではないかと感想を持つ。国の国是が反日だと、努力しても徒労に終わるのが関の山である。 読書時間:約1時間5分
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タイトルに関する内容は、ほとんど書かれていない。 タイトルから想像するようなビジネス本ではなく、インドについて紹介している本。 インドについてほとんど知識がなかったのもあり、面白かった。 ・インド人の性格 ・ブラックマーケット ・ダウリー制 ・西葛西にはインド人がたくさん住んでる...
タイトルに関する内容は、ほとんど書かれていない。 タイトルから想像するようなビジネス本ではなく、インドについて紹介している本。 インドについてほとんど知識がなかったのもあり、面白かった。 ・インド人の性格 ・ブラックマーケット ・ダウリー制 ・西葛西にはインド人がたくさん住んでる ・ハワラ ・カシミール問題 これらの点が特に面白かった。
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インドの政経、状況や将来の展望までまとめられていたが、肝心の「ゼロ」を見つけた理由の部分がちょっと弱かったような気が… そこをもっと理屈こねてほしかったので、残念。 インド好きなので、私にとっては既に知っている内容が多かったのも、残念の一因だったかも。 全体としてはまぁまぁ面白か...
インドの政経、状況や将来の展望までまとめられていたが、肝心の「ゼロ」を見つけた理由の部分がちょっと弱かったような気が… そこをもっと理屈こねてほしかったので、残念。 インド好きなので、私にとっては既に知っている内容が多かったのも、残念の一因だったかも。 全体としてはまぁまぁ面白かったかな。
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題名はなぜ見つけられたかとなっていますが 本の中身自体は一冊かけてのインド紹介。 内容自体はそこそこ面白くて 何が面白いのかな?と考えたらきっとそれは 視点が他の人と異なるからかもしれませんね。 なぜ0を見つけられたかということで 新しい発見をするためのノウハウみたいなものを ...
題名はなぜ見つけられたかとなっていますが 本の中身自体は一冊かけてのインド紹介。 内容自体はそこそこ面白くて 何が面白いのかな?と考えたらきっとそれは 視点が他の人と異なるからかもしれませんね。 なぜ0を見つけられたかということで 新しい発見をするためのノウハウみたいなものを 期待していた自分としては期待外れ。 前回も同じようなことを書いていますねw アジアに行きたい欲求を刺激してくれる本。
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数について書かれているものかと思ったら、インドを紹介する内容でした。 BIRCsと一つインドは今後最も経済的に発展する国の一つです。それを裏づけるような資料とともにインドの魅力を語った本。
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