空色ヒッチハイカー の商品レビュー
「遠くまで行く」と決めて免許も持たず車に乗り出した彰二。 ヒッチハイカーたちを乗せていこうとして出会った杏子や いろんな物語を持ったハイカーたちに出会っていく。 彼の目指すのはお兄ちゃんの背中。 少しずつ距離が伸びていくことに 彼の気持ちも変化していく物語。 橋本さんらしい地...
「遠くまで行く」と決めて免許も持たず車に乗り出した彰二。 ヒッチハイカーたちを乗せていこうとして出会った杏子や いろんな物語を持ったハイカーたちに出会っていく。 彼の目指すのはお兄ちゃんの背中。 少しずつ距離が伸びていくことに 彼の気持ちも変化していく物語。 橋本さんらしい地味だけどあったかい作品。 印象的なのは、お兄ちゃんの「誰が決めたんだ?」っていう台詞。 自分の意思で動いているようでも、 実はみんなの希望や期待に沿うようにいきている自分がいる。 でも、少し離れてみれば本当に望んている幸せが見えてくるのかもなぁと感じた。
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キャデラックでヒッチハイカーを拾いながら旅することを思いついた彰二の前に親指を立てた女が現れたが・・・いい意味でやられました、それで九州かっ
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おにいちゃんは、何でいなくなったのか? 何故、九州を目指すのか? 目的は?と思いながら読みました。 最後に分かるのだけれども。 おにいちゃんの背中を追いかけてきた 高校生が、おにいちゃんから離れて 自分の道を決めて行く前の、 複雑な思いが心に沁みた。 夏に読みたい本です。
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解説の通りなので以下抜粋 旅を通して彼の中に刻まれたものはあるだろう。だからといって、はっきりした答えを出さないところ、希望に満ち満ちて前向きにならないところ、主人公が大人にならないところ、そして教条的なところが一切ないところが、ものすごくいい まさにそうだった。よかった。 ...
解説の通りなので以下抜粋 旅を通して彼の中に刻まれたものはあるだろう。だからといって、はっきりした答えを出さないところ、希望に満ち満ちて前向きにならないところ、主人公が大人にならないところ、そして教条的なところが一切ないところが、ものすごくいい まさにそうだった。よかった。 大した盛り上がりもないのに、なぜか惹かれるし、おもしろい この人の作品は毎回そう どの主人公にも憧れというか、羨ましさを感じてしまう何かがある
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高校3年生で受験を控えた少年は、兄の残したオンボロカーを運転してヒッチハイクしてきた少女と西を目指す。 兄は東大出のエリートで、いつも兄の背中を追いながら過ごしていたが・・・
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ヒロインに振り回される主人公にちょっと同情しながらも 展開にドキドキしながら楽しく読めました。 きゅんとくる場面もたくさんあります。
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ただいま受験生な私(笑) 妙にリアルすぎてひきこまれた。 私も主人公のように出かけたいなあと思った。
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うん、青春万歳!って感じ。 この人は当たり前のお話を 当たり前に書くのがじょーず。 だから安心して読めるかな。 彰二と杏子ちゃんと、 まぁ現実にはありえないお話やけども それでも夢中になってわくわくして 青春っていいよねって思えるお話。 大切なものの尺度は 人によって全然違...
うん、青春万歳!って感じ。 この人は当たり前のお話を 当たり前に書くのがじょーず。 だから安心して読めるかな。 彰二と杏子ちゃんと、 まぁ現実にはありえないお話やけども それでも夢中になってわくわくして 青春っていいよねって思えるお話。 大切なものの尺度は 人によって全然違うのです。
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尊敬していた才能のあるお兄ちゃんが突然失踪。 そのおにいちゃんを思い出しながらおにいちゃんの残した古いキャデラックで旅する弟。 結果的に対照的な先へ進もうとする兄弟だけど、よく似ている二人。 青春てかんじ!
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劣等感を、上手く表した話だと思う。劣等感、それを拭い去って、兄を兄として愛せるようになったとき、少年は成長したんだろう。何故か最初から泣けて仕方なかった。私が表せない劣等感を、彼が代弁してくれたようにも思えたんだろうか。しかし最後は笑った。だって主人公、本当にティーンで、男なんだ...
劣等感を、上手く表した話だと思う。劣等感、それを拭い去って、兄を兄として愛せるようになったとき、少年は成長したんだろう。何故か最初から泣けて仕方なかった。私が表せない劣等感を、彼が代弁してくれたようにも思えたんだろうか。しかし最後は笑った。だって主人公、本当にティーンで、男なんだから。
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