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全一冊 小説立花宗茂 の商品レビュー

3.7

14件のお客様レビュー

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2025/01/12

立花宗茂すごい武将です。 関ヶ原の合戦で、中心になって戦ってほしかった。合戦終了後も、家康打倒を訴えかけましたが、なにせ毛利が…。

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2022/10/02

初の童門冬二は、名前こそ知ってはいるが、いまいち経歴をよく知らない人物・立花宗茂。高橋紹運の子にして、立花道雪の娘婿だったんですね。大友宗麟や龍造寺隆信、鍋島直茂あたりの九州の有名どころの関係も知れてなかなか勉強になる一冊でした。

Posted byブクログ

2022/07/19

戦国の末期、どんなに社会状況や自分の立ち位置が変化しようとも、武士としての義理や誠といった美風を守り、貫き通した立花宗茂の人生がつまった歴史小説。 仕え先が、大友家、豊臣家、徳川家と変化した。世渡り上手な戦略家にも見えるが、その変遷の中に宗茂なりの変わらない原理や信念が通底して...

戦国の末期、どんなに社会状況や自分の立ち位置が変化しようとも、武士としての義理や誠といった美風を守り、貫き通した立花宗茂の人生がつまった歴史小説。 仕え先が、大友家、豊臣家、徳川家と変化した。世渡り上手な戦略家にも見えるが、その変遷の中に宗茂なりの変わらない原理や信念が通底しており、その決断や行動には一種の清涼感を感じさせる。 本田忠勝と並び称され西国一とも呼び声高い一騎当千の武将である宗茂。しかし、本書では戦闘シーンで見せる姿よりも、九州から見れば遠く異国の地である東北棚倉藩に着任した後、ここに骨を埋める覚悟で、民と生きようと家臣に呼びかける民政者としての姿にこの小説の本質を見た。この姿に、健気に主君を支える家臣や田畑とともに生きる民への愛を感じた。 たとえ無職、無一文となろうと、そばで支えようとする家臣や路傍で頭を下げ旧領主の帰還を出迎える民の姿に一艘の立花宗茂丸のような強いワンチームとしての絆を感じた。 自身も職場のリーダーとして、立花宗茂のように愛と信念を持ち、職場を強固で一丸となったチームに導きたいと思いました。愛と信念に揺らいだ時、権謀術数の世にひと時の清涼感を感じたい時、読み返したい本です。

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2019/08/25

立花宗茂の話は無事道としては素晴らしい。高橋紹運も、立花道雪も。しかし、この人の本は人物像の深掘りが浅い。

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2019/04/11

なんだか小学生高学年向け読書感想文用の本、みたいなやつ。 立花氏のゆかりの柳川の郷土資料館にひっそりと置いてあって、地元の教師が10年をかけて書き上げましたの大作!で地元の小学校と中学校には10冊くらいずつ寄贈されていて、ていう。 だって挿絵入ってるし。更に渋い絵だし。 登場人物...

なんだか小学生高学年向け読書感想文用の本、みたいなやつ。 立花氏のゆかりの柳川の郷土資料館にひっそりと置いてあって、地元の教師が10年をかけて書き上げましたの大作!で地元の小学校と中学校には10冊くらいずつ寄贈されていて、ていう。 だって挿絵入ってるし。更に渋い絵だし。 登場人物がいちいち丁寧語で話してるし。戦国武将が。 なんかみんなして道徳的に正しそうな人ばかりで。いや、悪い人も出てくるんだけど、大雑把にスルーされて、亡き者にされてるみたいな。 そう、要するにみんなして綺麗すぎるのです。幼児向けに書き直された昔話みたいな違和感で、宗教っぽいっていうか、って思ったら公明新聞に連載ってこれはって思った。 汚い言葉遣いとかは問題なんかなー。いや、勉強になったかもしれん。

Posted byブクログ

2021/07/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2015.3.11〜 21読了 これほど文武両道を極めた人物は他にいないだろう。戦歴といい文化面への造詣の深さといいスーパーマンとしかいいようがない。宗茂の人格形成には、義父の立花道雪、実父高橋紹運の影響が強いのだろうが、天才であることは間違いない。義父、実父、女城主の妻・誾千代と、これほどドラマ性にあふれた素材がありながら目立った映像作品がないのはなぜ?

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2014/09/26

上役に恵まれなかった為義を貫き通す態度が引き立った人物。実力があったから上役の不運があっても戦国時代を生き抜けたんだろうな。 こんな人物が居るなんて今まで知らなかったです。

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2013/05/18

立花宗茂の人柄がよく理解できる作品です。 何故関ヶ原で西軍に味方し、 そしてそれにより大名の座をなくしたにもかかわらず何故2代将軍秀忠のお相伴衆になれ、 そして何故柳川藩の城主に返り咲けたのか。 こういった疑問に対する明確な答えが書かれており、それにより皆に愛された立花宗茂と...

立花宗茂の人柄がよく理解できる作品です。 何故関ヶ原で西軍に味方し、 そしてそれにより大名の座をなくしたにもかかわらず何故2代将軍秀忠のお相伴衆になれ、 そして何故柳川藩の城主に返り咲けたのか。 こういった疑問に対する明確な答えが書かれており、それにより皆に愛された立花宗茂という人物をよく理解できます。

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2013/02/04

読みやすくてタメになる。 小説なので、当然脚色はあるものの、本書のようなことが実際にあったのだろうとは思う。戦国武将というとただの荒くれ者が多いと思っていたが、こんな主従関係もあったのかと思うと、心が洗われるよう。 こういった題材を見つける著者に、ただただ脱帽。

Posted byブクログ

2012/07/04

小説の出来不出来というよりも、立花宗茂という人間の持ち味によって一気に読ませられたという感じがする。 上に立つものはかく在りたいと思わせられる。 関ヶ原の戦いで西軍として戦い、浪人となるも再び大名となった稀有な存在。ビジネス書としても読める。

Posted byブクログ