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格差社会の世渡り の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2012/01/26

高学歴ノーリターン、学歴の持ち腐れ、自己アピール力不足で損している努力プアって・・・ワタクシのことですわね。

Posted byブクログ

2011/10/22

格差社会論の第一人者だけあって、「ワーキングプア」、「高学歴ノーリターン」という独自の分析は面白い。 最終的には処世術まで説いてた。 全てに納得はできないけど、格差社会での生き方については色々と考えさせられた。

Posted byブクログ

2010/07/04

[ 内容 ] 所得や教育の格差が拡大している今、なぜあなたの努力は報われず、要領がよく自己アピールに長けた人のほうが評価されるのだろうか。 それは、格差社会の勝敗を決しているのが「見た目」だからだ。 自分の考えを上手にアピールできる人は、社会を生き抜く上で重要なコミュニケーション...

[ 内容 ] 所得や教育の格差が拡大している今、なぜあなたの努力は報われず、要領がよく自己アピールに長けた人のほうが評価されるのだろうか。 それは、格差社会の勝敗を決しているのが「見た目」だからだ。 自分の考えを上手にアピールできる人は、社会を生き抜く上で重要なコミュニケーション能力にも秀でている。 本書では、あなたの努力を実らせ、格差社会を勝ち抜くための方策を考える。 [ 目次 ] 序章 「明日が楽しみ」と言えますか? 第1章 長期不況は庶民の責任か 第2章 報われない高学歴者 第3章 ワーキングプア 第4章 「勝ち組」の根拠 第5章 イバリーマンの勝利の理由 第6章 格差社会のゆくえ 第7章 見た目が10割社会を生き抜く処世術 第8章 努力が報われる社会へ [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ

2009/11/01

あんまり期待せず読み始めたのですが、これが意外と面白い本でした!! 作者は、格差社会が進展する中、努力自体が報われない方向に進んでいるとします。 そして、努力自体の量には、「勝ち組」と「負け組」にそう相違は無く、違いがあるとすれば、それは「表現力」の相違に過ぎないとします。 でも...

あんまり期待せず読み始めたのですが、これが意外と面白い本でした!! 作者は、格差社会が進展する中、努力自体が報われない方向に進んでいるとします。 そして、努力自体の量には、「勝ち組」と「負け組」にそう相違は無く、違いがあるとすれば、それは「表現力」の相違に過ぎないとします。 でもこの社会で生き残るために、作者は「表現力」を磨け、とは言いません。 そこからは、まっとうな事を提案します。  基本:自分の価値を上げる   そのために:組織は利用する        :専門の知識をつける        :持続して努力する        :大局を見るようにする        :行動力をつける といった感じです。 作者が、具体的な数値を使っての労働社会の分析と、自分の主観と経験を交えての少しかたよりのある意見が、面白く読ませます。 やはり、単にきれいごとだけでなく、仕事の経験からの話は面白いですね。 また、「学歴を程度の低い保険だ」としながらも、「学歴秀才」に暖かい目も向ける所はバランス感覚を感じさせます。 基本的に、市場原理主義的な社会を認めつつも、やはり「ノーブリス・オブリージュ」が今後の日本社会には必要だとする所は、やはり作者が官僚出身だからかもしれませんが、ホッとさせるところでもあります。 このような考え方は、自分たちの世代にはぴたっとくるかもしれません。 受験戦争で揉まれ、就職超氷河期で揉まれ、社会に出てからは今までの努力は守ってくれず、今になって大学にはみんな入れる、景気は上向きと言われても・・・。 で思うのは、作者と同じように、学歴なんてほどほどで可ということです。 最後は「体力」・「行動力」・「知恵」・「ソフトスキル」が大事な気がします。 これをバランス良く身につける教育が、これから先には質が良いとされるのかもしれませんね。 ちなみに、作者は自分は一流の学歴じゃないよ、みたいな感じですが、同志社大卒業、市役所入庁後、厚生キャリア官僚へ。そして米国の公共政策大学院卒業、現在、大学院の准教授は自分から見れば十分に一流です!!。

Posted byブクログ