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情熱がなければ伝わらない! の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2014/12/03

ファッションでよく耳にするプレスという仕事がどんなものであるかということからはじまり、ブランドイメージ作りの仕掛け人であるアタッシュドプレスの心構えなどを学べた。 特に、商品そのものはもちろんだが、ブランドイメージという曖昧で強烈なものが特に重視されるファッション業界での話はとて...

ファッションでよく耳にするプレスという仕事がどんなものであるかということからはじまり、ブランドイメージ作りの仕掛け人であるアタッシュドプレスの心構えなどを学べた。 特に、商品そのものはもちろんだが、ブランドイメージという曖昧で強烈なものが特に重視されるファッション業界での話はとても貴重。 華やかと呼ばれる世界にいる、または目指している人にとって、純粋な価値とビジネス的価値の間で動く著者の述べることはとても重い気がする。

Posted byブクログ

2013/03/24

アパレル業界専門のPR代理店がどういう仕事をしているか、著者の半生記を交えた一冊。 PRの仕事そのものを理解している自分にとってはあまり驚きはないし、アパレル業界専門だからといってそれほど大きな違いがあるとは思えないが、まぁたしかに自分では絶対にできないと思うし、少し特殊な知識が...

アパレル業界専門のPR代理店がどういう仕事をしているか、著者の半生記を交えた一冊。 PRの仕事そのものを理解している自分にとってはあまり驚きはないし、アパレル業界専門だからといってそれほど大きな違いがあるとは思えないが、まぁたしかに自分では絶対にできないと思うし、少し特殊な知識が必要になってくるのは間違いないことでしょうね。 YMOの高橋ユキヒロと姉弟ってのはびっくりしましたが、この方、今も現役なみたいですね。さすが還暦を過ぎてあの美しさは素敵です。

Posted byブクログ

2011/04/30

日本のアタッシェ・ドゥ・プレス(直訳は、報道担当官)の第一人者、伊藤美恵さんの本。これからの企業活動、特に、ブランディングとマーケティングにとって、必要不可欠な重要な仕事になるのがよくわかった。 「誰に」(最終的には、ターゲットした消費者)というのは、よく口にするが、「誰から」と...

日本のアタッシェ・ドゥ・プレス(直訳は、報道担当官)の第一人者、伊藤美恵さんの本。これからの企業活動、特に、ブランディングとマーケティングにとって、必要不可欠な重要な仕事になるのがよくわかった。 「誰に」(最終的には、ターゲットした消費者)というのは、よく口にするが、「誰から」という出発点が曖昧だということが自覚できたのは収穫だ。 メディアという観点からもとらえ直してみたい。

Posted byブクログ

2011/06/07

日本における広報の第一人者・伊藤美恵氏の著書。 アタッシェ・ドゥ・プレスという職業について語った一冊。 自身が関わった、ニッセン、山本耀司、ヴィヴィアン・ウエストウッド等の事例も紹介されている。 ファッション業界を主なクライアントに、様々な企業のブランディング・PRに関わったと...

日本における広報の第一人者・伊藤美恵氏の著書。 アタッシェ・ドゥ・プレスという職業について語った一冊。 自身が関わった、ニッセン、山本耀司、ヴィヴィアン・ウエストウッド等の事例も紹介されている。 ファッション業界を主なクライアントに、様々な企業のブランディング・PRに関わったということで期待していたが、職業理解と経歴紹介という印象で終わってしまった。 本当は予算の組み方やイベントの仕掛け方、発想力の育み方などもう少し奥深いメソッドやプロセスを知りたかったんだけど、それらをこの本に期待するのは間違っていたのかも。 紆余曲折を経て現在のキャリアを築いた著者なのだから、「ミーハー心とプロ魂」「情熱」といった言葉がもう少し重く響いても良いはずなのに、なぜか安く聞こえてしまう。 プロの文筆家ではないので文章表現に難があるのは致し方ないとして、もう少し良い編集・構成方法はなかったのだろうか。 全体の感想としては、なんだかんだでファッション業界の広報はやはり感性に頼る部分が大きいんだな、という印象。 感性を超えた理論的なメソッドが明確にされればファッション以外の業界でも広報の質は向上するだろうし、著者が望むアタッシェ・ドゥ・プレスの地位向上にも繋がると思うんだけど。 実弟のYMO高橋幸宏氏やBUZZ SHOPのエピソードは裏話的要素もあって面白かった。 青春時代は慶應の学生とパーティー三昧だったなんて書いちゃうあたり、いかにも60年代を謳歌した東京育ちの社長令嬢らしい記述っぷりである。

Posted byブクログ