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蜜のあわれ の商品レビュー

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23件のお客様レビュー

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2025/11/02

朗読ではよく聴いているのに実は読んだことがなかった名作。 老作家「おじさん」こと上山と、「赤子」(金魚が人の姿になった?!)との会話がほとんどを占める作品。時々出てくるのはおじさんの元恋人?の幽霊の女。意味深な匂わせな描写が沢山あるけれど本当のところどうなの?というのは濁されてい...

朗読ではよく聴いているのに実は読んだことがなかった名作。 老作家「おじさん」こと上山と、「赤子」(金魚が人の姿になった?!)との会話がほとんどを占める作品。時々出てくるのはおじさんの元恋人?の幽霊の女。意味深な匂わせな描写が沢山あるけれど本当のところどうなの?というのは濁されていてはっきりとは描かれない。全てがおじさんの妄想なのかも?と思いながら読むけれど、真相がなんであれこの面白さは失われないし、結局のところそこはどうでもいいんだなってなる。もう使えない回数券を持ち続ける幽霊。なんだか切なくなる。

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2025/06/14

金魚の赤子ちゃんが本当に天真爛漫で少し大人びてて魅力的で大好き。 ほとんどおじ様と赤子ちゃんの会話だけなのに世界観に引き込まれた。 とても大好きな作品

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2020/10/22

『文豪どうかしてる逸話集』で紹介されてて面白そうだったから読んでみた。 エロくないのにエロい。 世界観が楽しい。

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2020/07/24

おじさまと赤子たちの会話だけでお話が進みます。 言葉がていねいでちょっと真似したくなりました 赤子はじゆうで可愛らしくて、そのまますきに泳いでいてほしいな

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2019/05/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

金魚ちゃんがとにかく魅力的。 読んでいたらほろ酔い気分になってしまうような心地よさ(語彙力…) 作者は、ほんとうは死ぬところまで書こうと思っていたのだったっけ。それはなんとなく感じるし、承知した上で紡がれる日常が愛おしい。 金魚ちゃんがお店で飼われている金魚の世話を焼くシーンが好き。 人を好くということは愉しいことでございます。

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2016/10/07

映画がすごく良かったので読んでみたけれど、正直、よくわかんなかった。金魚が女性になって傍らにいる、っていう発想はすごいな、と素直に思うけれども。 この原作からよくあの映画を作ったな。逆にすごい。 ところどころにはさまってくる金魚の写真はすごくきれいで、文章と相まってイマジネーショ...

映画がすごく良かったので読んでみたけれど、正直、よくわかんなかった。金魚が女性になって傍らにいる、っていう発想はすごいな、と素直に思うけれども。 この原作からよくあの映画を作ったな。逆にすごい。 ところどころにはさまってくる金魚の写真はすごくきれいで、文章と相まってイマジネーションを刺激するけれど、なぜか使われていた女性の写真はそのものずばりで、刺激されたイマジネーションをしぼめる効果しかなかったと思う。

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2016/09/13

2016年8月30日に開催されたビブリオバトルinいこまで発表された本です。テーマは「ペット」。チャンプ本!

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2016/06/12

金魚って、昔から人の憧れのようなものだったのかな、と感じました。確かに金魚が赤いひれをゆらゆらさせながら水の中を漂う様子は魅力的。 近代にこのような作品が書かれたことに驚きました。 文体や登場するものごとは幻想的であり現実的であり、大変面白かったです。

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2016/04/01

「あたい」と「おじさま」の会話で作られた物語。 幼い少女のような「あたい」の言葉が、なぜかとてもエロティックで、人気作家であるらしい「おじさま」を翻弄している様が何とも言えずよい。 実は「あたい」の正体は金魚なのだが、時折人間に化けて歯医者に行ったり作家の講演会に行ったりしてい...

「あたい」と「おじさま」の会話で作られた物語。 幼い少女のような「あたい」の言葉が、なぜかとてもエロティックで、人気作家であるらしい「おじさま」を翻弄している様が何とも言えずよい。 実は「あたい」の正体は金魚なのだが、時折人間に化けて歯医者に行ったり作家の講演会に行ったりしている。 で、結構お金に汚いのである。 それはもう、生々しいくらいにお金に細かい。 金魚なのに。 金魚屋のおじいさんには正体がばれている。 ばれてることを承知の上で、人間のなりで金魚のエサを爆買い。 繊細な小説なんだけど、なぜか読後感が愉快。 なんかくせになりそうです。 月のお小遣いに5万円を要求したら、1万円に値切られた「あたい」 “「こまるわ、一万円じゃ。じゃね、クリイムだのクチベニのお金は時々別の雑費として出していただけます?」” 「あたい」は金魚である。 そしてこの作品が書かれたのは、昭和34年。 昭和34年に5万円要求。 どうれだけゴウツクなのよ、この金魚。 エロスの方は、実際に読んでみてください。 会話のやり取りが何ともいえない怪しさです。妖しさです。

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2015/11/08

はじめて読んだ日から金魚が特別なものになった。あかくてかわいい少しグロテスクな特別な生き物。 いまでも泳いでいるのを見るとあたい、と話かけてきそうでドキドキする。もう一度読んだら今の気持ちが遠ざかりそうでもったいなくて本棚にしまったままにしてある大切な一冊です。

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