ひたむきに の商品レビュー
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■目標がその日その日を支配する 書籍「ひたむきに。松坂大輔、超一流への道 single-minded」 (横浜高校教諭・渡辺元智著・双葉社間・222頁)から。 メジャーリーグ・レッドソックスの松坂大輔投手を育てた 横浜高校野球部・渡辺監督の本である。 指導者としての心構え、そして松坂投手に教え続けた心構えとして このフレーズが紹介されていた。 大正時代の思想家・後藤静香さんの「第一歩」からの引用のようだ。 「十里の旅の第一歩 百里の旅の第一歩 同じ一歩でも覚悟がちがう。 三笠山に登る第一歩 富士山に登る第一歩 同じ一歩でも覚悟がちがう。 どこまで行くつもりか どこまで登るつもりか。 目標がその日その日を支配する」が全文らしい。 「富士山に登るには、それなりの準備が要る」ということなのだろう。 目標が高ければ高いほど、そのための努力・準備が必要になり、 途中、いろいろな困難が待ち受けているに違いない。 でも、富士山に登りたい、という強い気持ちが、 その障害をも、苦労・大変と感じさせなくさせるのだろう。 自分で決めた「目標」の為に、今日は何をすべきなのか、 自分で考えなさい、自ずからすることが見えてくるはずだから、 そう教えられたような気がする。 私のお気に入りのひとつに入れたいフレーズとなった。
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渡辺監督著、松坂ストーリー。 これぞ!という内容ではない。 ただ、あたたかい視線で松坂を見る渡辺監督の姿勢はよくわかった。
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