こんな僕でも社長になれた の商品レビュー
電子書籍版を読みました。10年前、Webサイトを持っている女の子たちはみんなロリポおじさんのバナーを貼っていました。当時はまだ堅い感じのレンタルサーバーしかなかったので、ロリポおじさんのバナーは、とても目立っていました。その裏側にこんな物語があったなんて。 著者は「逃げてもいい...
電子書籍版を読みました。10年前、Webサイトを持っている女の子たちはみんなロリポおじさんのバナーを貼っていました。当時はまだ堅い感じのレンタルサーバーしかなかったので、ロリポおじさんのバナーは、とても目立っていました。その裏側にこんな物語があったなんて。 著者は「逃げてもいいんだよ」と言っていますが、逃げた後はそのことをとても重く受け止めています。逃げてもその先には家族への愛があります。事業に成功して会社が大きくなってからも、社員、社員の家族までを想っています。その描写に何度も目頭が熱くなりました。 そして本書を読みすすめるうちに、Apple創業者のジョブズ氏のスピーチの「点と点を繋げる」という話を思い出しました。ジョブズ氏はこう言っています。「点が繋がって道となることを信じることで、心に確信を持てるのです。結果、人と違う道を行くことになっても、信じることで全てのことは、間違いなく変わるのです。」と。たとえ今、自分の思い通りにいかない人生であっても、過去を振り返った時、点と点がつながる日が来るかも知れません。 「こんな僕でも社長になれた」は、起業を目指している人だけではなく、働いているお父さんやお母さんたち、今困難にぶち当たっている人にも読んでほしい本です。
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この『ブクログ』の産みの親でもある家入さん。 家入さんの幼少の頃〜社長になるまでの生き方、考え方が描かれている。 何度も何度も挫折し、現実から目を背けて引きこもってもいい、人生は逃げ続けてもいいんだと勇気をもらえた。 現在紙の書籍は絶版になっているため、電子版で読めます!
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どうせ自分なんて?と自分の可能性をあきらめている大学生に贈りたい本。 campfireやロリポップなどのレンタルサーバー事業で成功している、家入一真氏の著作。 それだけ聞くと、軽やかなサクセスストーリーに聞こえるが、 内容は全然想像できるものと違うはず。 等身大で書かれた、自慢げでもなく、ただただ素直な感情がつづられた本。 色んなことから逃げ続けた著者が、「逃げることは悪じゃない」という言葉があとても心に響く。 自分に自信のない、自分には可能性なんてないと思ってしまっている若者・大学生に贈りたい本。 俺は起業するぜ!みたいな自信満々の若者ではなく、 いわゆる草食系の、でも内心では何かくすぶっているような、 そんな人に贈りたい。
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愛や思いやりに包まれた人間は強い、ということを強く感じさせてくれる本。 社長になってからのことより、それまでの過程について多く書かれている。筆者の幼少の頃から中・高、引きこもり、バイト時代などの内容が中心で、あとはペパボ黎明期が少々、といった感じであるため、起業に向けて具体的なノ...
愛や思いやりに包まれた人間は強い、ということを強く感じさせてくれる本。 社長になってからのことより、それまでの過程について多く書かれている。筆者の幼少の頃から中・高、引きこもり、バイト時代などの内容が中心で、あとはペパボ黎明期が少々、といった感じであるため、起業に向けて具体的なノウハウやプロセスを学びたい人には不向き。ただ、こういうケースもあるんだなということを知る上では非常に面白い一冊となっている。 「家族」についての記述が多く、その愛情や思いやりにグッと引き込まれる。また筆者の繊細な心の動きが良く描かれていて、つい感情移入してしまう。 個人的にはあとがきもお気に入りだ。
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ペパボ家入さんの自伝。 ライトにさくっと読めた。 いわゆる典型的な起業家像とは異色。 それだけに身近に感じた。 同郷であることや、幼少期の家族の感じや方言に多少の懐かしさも覚えた。 かっこ悪いのがかっこいいというか、 人間味があって魅力的に感じるというか、 最近そういうことを感じ...
ペパボ家入さんの自伝。 ライトにさくっと読めた。 いわゆる典型的な起業家像とは異色。 それだけに身近に感じた。 同郷であることや、幼少期の家族の感じや方言に多少の懐かしさも覚えた。 かっこ悪いのがかっこいいというか、 人間味があって魅力的に感じるというか、 最近そういうことを感じつつある。
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たとえば僕はスーパースターの素晴らし いプレーを観て、すごいなと思うことはあ っても、その超人的な姿に感動するとか 勇気を貰えることってほとんどなくて・・・ むしろ この本に心を動かされるようなひとみた いです。
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尾鷲市立図書館----県立図書館。 福岡に本社があったロリポップ・レンタルサーバー、今は東京本社・Paperboy&coというWeb界で有数な企業の社長の物語。
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2011.5.26-6.1 図書館 すごくいい話だった。家入氏は会ったことはないけども個人的に好きな人だし、気がつけばロリポ、ジュゲム、そしてブクログとお世話になりっぱなしのベパボは、金の無い自分にwebの世界の広さと楽しみを教えてくれた、多大なる影響や刺激をもたらした存在だ。...
2011.5.26-6.1 図書館 すごくいい話だった。家入氏は会ったことはないけども個人的に好きな人だし、気がつけばロリポ、ジュゲム、そしてブクログとお世話になりっぱなしのベパボは、金の無い自分にwebの世界の広さと楽しみを教えてくれた、多大なる影響や刺激をもたらした存在だ。生い立ちの話も童心に帰って感情移入できた。自分も頑張らないといけないというモチベーションになったし、やっぱり個性は大事にしないといけないという勇気をくれた。 また、今後の活躍にも注目していきたい。
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paperboy&co.の創業者である家入さんの自叙伝。 鼻血出しながら上履きでとぼとぼ歩くのを想像して笑ってしまいました笑 paperboyの企業理念の底にあるモノを感じられました。
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ブクログの社長さんの自伝ということで読んでみた。 彼は自分と同い年だが、 自分と比べていろいろなことを経験してるなと思った。 彼の境遇は決して恵まれたものではないかもしれないが、 20代のほとんどを病気との闘いに費やすことになった自分からすると 少し羨ましく感じた。 しかし、自慢...
ブクログの社長さんの自伝ということで読んでみた。 彼は自分と同い年だが、 自分と比べていろいろなことを経験してるなと思った。 彼の境遇は決して恵まれたものではないかもしれないが、 20代のほとんどを病気との闘いに費やすことになった自分からすると 少し羨ましく感じた。 しかし、自慢や慢心は見られないので これからも彼及び彼の会社は成長していくだろうな思った。
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