蝶か蛾か の商品レビュー
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芥川賞作家、大道珠貴さん「蝶か蛾か」、2006.12発行。蝶は羽を立てて止まり、蛾は羽を寝かせて止まりますね。蝶々は眠るときは葉っぱの裏で眠り、雨の日も裏側で雨宿りしてるそうです。さて、作品ですが、頭が少し弱い(ときどき、ばかになってしまう。でも病院に入院するほどでもない)猿飛満々子(ままこ)47歳を主人公とした物語です。昼間、隣の家のキャベツ畑でおしっこして、アリたちにおしっこひっかけるのを楽しみにしています。子供はお寺に嫁に行った娘と男が好きな大学院生の息子です。なんとなく読み進め、読後、意味不明な小説だということがわかりましたw。 不思議なヒトと不思議な世界を描く大道珠貴さん、今回は猿飛満々子(ままこ)、47歳が主人公です。「蝶か蛾か」、2006.12発行、再読。季節の移り変わりに沿った連作7話。主要登場人物は、母親のオババ(風子)、子供のミツバとノビル、隣に住んでる友達のヨシコさん、癌を患い健康病の友達ナオミさん。ヨシコさんのキャベツ畑は満々子が蟻におしっこをかける場所ですw。大道珠貴さんの作品はストーリー云々より、人間の心理描写が素晴らしいと思っています。
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満々子は40代くらいでミツバとノビルという2人の立派な子供がいて 満々子の母であるオババはまだまだ元気で、 満々子はちょっと脳みそ足りない系の人。 どうってことなく始まってどうってことなく終わった。 それ以上に言うことは、ない(何 あんまり、しょっぱいドライブとはまったく違う系のぶっ飛んだ話で意外だた。 はずれ、って感じ)^o^(
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満々子さんの、死に対しても自由な、なにものにも捕われない生きかたがすがすがしく、好ましいです。文章表現はごくシンプルなことばしか使われていないのだけれど、四季独特の自然の音や味や色なんかを堪能できるのがすごいです。満々子さんの軽い語り口は、蝶になってふわふわと飛びながら、それぞれ...
満々子さんの、死に対しても自由な、なにものにも捕われない生きかたがすがすがしく、好ましいです。文章表現はごくシンプルなことばしか使われていないのだけれど、四季独特の自然の音や味や色なんかを堪能できるのがすごいです。満々子さんの軽い語り口は、蝶になってふわふわと飛びながら、それぞれの季節を味わっているような気分にさせてくれます。彼女は蝶でもあり蛾でもある、とおもいました。
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やばい。かなり、自由。満々子さん。 ゆらゆら、感情の起伏そのままに、堂々と生きていく。 ぶっとびすぎだけど、あたしとしては、アリです。 語り口があたしのともだちの話し方と似てて、微笑ましかった。
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時間はあるのに最後まで読めなかった一冊。よくわからない、意図が。 展開があるのかと期待しつつ真ん中あたりまで読んだけど、 だめだ。字がでかい。
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大道珠貴さんの本は新作が出ると、私も必ず図書館に注文します、彼女の作品は力を入れないで読めるのでスキですね、これもそうでした。確かにワンと云うよりはニャーかもしれない(笑)
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