組込みソフトウェア開発はなぜうまくいかないのか の商品レビュー
初めの方で『漫然とプログラムコードを書いていけば、ソフトウェアは完成します。』とかそういう極端な事が書いてあるので地雷かと思ったが、読み進めれば普通に良い本だった。 ソフトウェア開発の各工程について、入門的な基礎のおさらいと組込み特有のポイントをまとめられている。 組込み特有の...
初めの方で『漫然とプログラムコードを書いていけば、ソフトウェアは完成します。』とかそういう極端な事が書いてあるので地雷かと思ったが、読み進めれば普通に良い本だった。 ソフトウェア開発の各工程について、入門的な基礎のおさらいと組込み特有のポイントをまとめられている。 組込み特有の事情としては、仕様がハードウェア側に振り回される事やテストの難解さがある。 要求仕様も制御した結果としての”事象”を期待としているので、 それをどのような動作で実現するか、ハードとソフトの両面での理解が必要になる。 テストにおいては、一般的なコンピュータ上で動作するソフトウェアと違い、ソフトウェアを動作させるだけでもターゲットとなる環境を用意する必要があるし、その制御対象も規模によっては模擬でしか確認できないことも多々ある。 管理についても丁寧に解説されているが、これは組込みにかぎらずといったところだろう。 組込みソフトウェア開発を広く(浅く)知る事ができる、 帯にもあるように、入門書として良い本だと思う。
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やっぱ、ソフト開発は難しいんだ。 そー思ってもいいんだ。 ハードと違って、完璧にすることがいかに難しいか、そして完璧に近づけるためにはどうすればいいかを書いた本。 ただの教科書ではなく、なぜか読ませる本で、読み物としても楽しめた。
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【読み物、初心者〜中級者向】まえがきには、「ソフトウエアはサービス業だ」と書かれてあった。とてもインパクトの強い一文。ソフトウエア工学をふまえた内容とのこと。 ではではこれから読んでいきまーす。
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