きみはポラリス の商品レビュー
短編集だった。コネ夫の後輩が偶然を装って近づいてきて…って話がドキドキした。 全部共通なのが自分探しで発見するってとこかな。
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永遠に完成しない二通の手紙、私たちがしたこと、すごくすごく好きだった…! 改めてどのポラリスもとても綺麗で、再読してよかった。春太がとても可愛い。
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「恋愛」だけではなく人間が抱く「愛しい」という感情をテーマにした短編集。「春太の毎日」は再読。印象に残ったのは恵理花の行為に唖然とした「裏切らないこと」、読んでいて一番インパクトがあった「私たちがしたこと」、捨松とうはねの関係がいいと思った「森を歩く」。最初と最後の短編はまさか「...
「恋愛」だけではなく人間が抱く「愛しい」という感情をテーマにした短編集。「春太の毎日」は再読。印象に残ったのは恵理花の行為に唖然とした「裏切らないこと」、読んでいて一番インパクトがあった「私たちがしたこと」、捨松とうはねの関係がいいと思った「森を歩く」。最初と最後の短編はまさか「同性愛」がテーマとは。題名で使われている「ポラリス」とは英語で極星の意味だけど、この本の場合は「特別」っていう意味に置き換えることができるのかな。感想はこんなところです。
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私にはないもの、なかったものがここにありすぎて、私はダメになりました。 人を好きだという感情、一緒にいたいという感情。それを実際隣にいる誰かとの関係の中で作っていく、そんな経験が私にはありません。 この本の中の様々な関係。楽しみも喜びも、そして悲しさも苦しみも、そこにいる人と触れ...
私にはないもの、なかったものがここにありすぎて、私はダメになりました。 人を好きだという感情、一緒にいたいという感情。それを実際隣にいる誰かとの関係の中で作っていく、そんな経験が私にはありません。 この本の中の様々な関係。楽しみも喜びも、そして悲しさも苦しみも、そこにいる人と触れ合って生まれる感情。私は空っぽです。 私にあるのは、遠い関係だけ。隣にいるような気がしていた関係。 やはりそこには明らかな差がある。 物語の中だけど、深い深い触れ合いが、この本には詰まってます。
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2016/5/21 人を想うということ。 色々な形の「想い」の短編集。 バラエティに富んでいて、しをんさんは凄いなぁと思った。 「裏切らないこと」が衝撃的で、「私たちがしたこと」で考えさせられた。 なんだかお腹いっぱい。
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「ポラリス」って聞いたことあると思ってたら、「北極星」のことなんだって。 「きみは北極星」ということか、なるほど、初めからそう思って読んだ方がしっくり来たかも・・・ 短編が11話もあるので2話くらい面白くないのが入ってたけど、それ以外は面白かった!
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短編集とはいえ、一貫して三浦しをんの恋愛観が感じられて興味深かった。(三浦しをんさんの作品は2、3作しか読んだことがないので) 好きなのは、私たちがしたこと、かな。 星3の理由は、「うーん、これは…行き過ぎ(妄想しすぎ?)」と感じられる物語があったから。良くも悪くも創作という印象...
短編集とはいえ、一貫して三浦しをんの恋愛観が感じられて興味深かった。(三浦しをんさんの作品は2、3作しか読んだことがないので) 好きなのは、私たちがしたこと、かな。 星3の理由は、「うーん、これは…行き過ぎ(妄想しすぎ?)」と感じられる物語があったから。良くも悪くも創作という印象。
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11の恋愛短編小説がちりばめられていて、この本そのものが星空のよう。 BLものは長編で読みたいかも(月魚のように) 一番好きなのは「優雅な生活」 このふたり何ともほほえましい。 ★春太がなんてかわいいんだろう
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2016.3.30 読了 完全なる 短編集でした。 リンクすることもなく。 独特の世界観だなぁ。 嫌いじゃないです。
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短編集 「私たちがしたこと」 言葉で明確に定義できるものでも、形としてこれがそうだと示せるものでもないのに、ひとは生まれながらにして恋を恋 だとしっている。 「優雅な生活」ただ生きてるだけで、その結果快適とは程遠い事態に陥ったとしても、べつに恐れたり逃れようとしたりしなくても...
短編集 「私たちがしたこと」 言葉で明確に定義できるものでも、形としてこれがそうだと示せるものでもないのに、ひとは生まれながらにして恋を恋 だとしっている。 「優雅な生活」ただ生きてるだけで、その結果快適とは程遠い事態に陥ったとしても、べつに恐れたり逃れようとしたりしなくてもいい。いくら恐れても遠ざけられず、逃れたくても追いつかれてしまうものなのだから、排除して快適さを追求しすぎるのは傲慢だ。 本文中より
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