プロ弁護士の思考術 の商品レビュー
なんとなくで読み。 「神社で銀杏拾いをした場合罪になるのか?」 など、思い当たるものを思考術を含めて解説してくれている本。 穴抜けな状態で考えるのではなく情報を揃えて精査する必要があるなどなるほどと思う話は多かったです。 役立てられるか、という点ではそこまで読み込めてないかな。
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構成は、紹介文にあるとおり、7つのコンセプトにしたがって章立てになっています。 よかった点は、次の3つです。 物事について、うわべだけみないで、もっと、疑いをもって深いところまで考えよ。 白黒を区別せずに、他人も自分も認めること、だれもが正しい。 全体を俯瞰して、状況をよく考えよ...
構成は、紹介文にあるとおり、7つのコンセプトにしたがって章立てになっています。 よかった点は、次の3つです。 物事について、うわべだけみないで、もっと、疑いをもって深いところまで考えよ。 白黒を区別せずに、他人も自分も認めること、だれもが正しい。 全体を俯瞰して、状況をよく考えよ。
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物事を考える姿勢が役立った。 ・不満を言うな、オプションを考えよ ・自分の自由になるものとならないものを区別せよ(エピクテトス) ・予測できない偶然事は必ず起こる ・この世の紛争が理屈で解決することはほとんどない。反対の理屈を持たない理屈は存在しない(ピュロン) ・自分のことなど...
物事を考える姿勢が役立った。 ・不満を言うな、オプションを考えよ ・自分の自由になるものとならないものを区別せよ(エピクテトス) ・予測できない偶然事は必ず起こる ・この世の紛争が理屈で解決することはほとんどない。反対の理屈を持たない理屈は存在しない(ピュロン) ・自分のことなど考えるな、遠くを見るがいい(アラン) ・人生を永遠の目を通して眺めよ(スピノザ)
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紛争解決、問題解決に資する思考力を説く。 弁護士にしては論理的でなかったり根拠のない話もあるが、法律を形式的に当てはめるのではなく、依頼者の利益に資するためには、何をどうすべきかみたいな、ベテラン弁護士の考え方の一端はわかった。
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これから弁護士を目指す人や新米弁護士には読んでほしい本だな、と思う。 けれど、弁護士以外の仕事に直接役立つか、というと疑問がわくものも多かった。 裁判をおこされた、おこす、という人も読んでみると良いかもしれない。
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「常識とは俗論である」というフレーズは言い得て妙。安っぽい自己啓発本のような題名ではあるが、内容は結構しっかりしている。ただし、企業弁護士なのでビジネス交渉の話が多い(解雇請負人みたいな仕事はちょっとなあとは思うが)。 印象的なエピソードは、著者はこれまで7~8千人の相手と交渉し...
「常識とは俗論である」というフレーズは言い得て妙。安っぽい自己啓発本のような題名ではあるが、内容は結構しっかりしている。ただし、企業弁護士なのでビジネス交渉の話が多い(解雇請負人みたいな仕事はちょっとなあとは思うが)。 印象的なエピソードは、著者はこれまで7~8千人の相手と交渉してきたが、利害より名誉を重んじたのはたった1人しかいなかったという話。世の中そんなものなのか、弁護士が相手にするような人間にそういう人間がたまたま多かっただけなのか。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
タイトルはアレだけれども 中身は本物。 SNSの時代だからこそ読んでおいて 損はない1冊でしょう。 物事を考えることの大事さを 説いた本です。 大事なのは自分の考えをきちんと持つとともに 広い視点で物事を捉えることです。 ほらほら、狭い視点でい続けると 本当に何も見えてこないのよ。 下手をするとそれを見落としたがために 致命的な事態になりかねないからね。 それと僻みっぽくなるのよね。 身近にいるでしょ?そういう人。 いろいろ応用の聞く本だと思います。 タイトル損だけどね。
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1.この本をひと言でまとめると 客観的に、疑え 2.お気に入りコンテンツ ・極論を考える ・正しい意見はない ・反対意見に学ぶ-批判に耳を貸すと思索が深まる ・他人の立場に共感できる人が物事をよく処理できる ・自分を含めて俯瞰する
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考え方について著者の方法を示した本。具体的に考える、オプションを発想する、直視する、共感する、マサカを取り込む、主体的に考える、遠くを見るといった7つの思考法を紹介している。
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プロ弁護士の思考術というタイトルだがあまり弁護士ならではの思考は見られなかったように思う。どちらかというと円熟した大人の処世術と言った方が適当ではなかろうか。 代表取締役の住所や、商号などの変更など、登記簿から読める企業与信のシグナルなどのそれこそ弁護士ならではの思考により焦点を...
プロ弁護士の思考術というタイトルだがあまり弁護士ならではの思考は見られなかったように思う。どちらかというと円熟した大人の処世術と言った方が適当ではなかろうか。 代表取締役の住所や、商号などの変更など、登記簿から読める企業与信のシグナルなどのそれこそ弁護士ならではの思考により焦点を当てて欲しかった。もっとも、話の例は卑近な例が多く、共感できるところは多かった。普段の自分の思考に近いと感じた。
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