ブログ炎上 の商品レビュー
表紙のイラストを見て、もう少し野次馬的な内容を想像していたのですが、とてもしっかりと書かれているのでビックリしました。「ブログ炎上」という話題性をねらったタイトルではありますが、むしろ、これからブログを始める、あるいはブログ初心者という人が、予備知識を持つために読んでおく入門書...
表紙のイラストを見て、もう少し野次馬的な内容を想像していたのですが、とてもしっかりと書かれているのでビックリしました。「ブログ炎上」という話題性をねらったタイトルではありますが、むしろ、これからブログを始める、あるいはブログ初心者という人が、予備知識を持つために読んでおく入門書として最適な本ではないでしょうか。 これはブログに限ったことでありませんが、自分の知らない言葉が出てくると、それだけで近づきがたいということはよくありますよね。「炎上」という言葉も、日本語なのでまだいい方とはいうものの、敬遠する人も多いのではないでしょうか。 この本は、炎上とは何か、どんな種類があるのか、具体的な事例、その論理、炎上への対処法、炎上が表しているものなど、とても分かりやすく丁寧に解説されています。 この本を読んでいると、炎上は自分には関係ないと思っている人も、炎上が起きたらどうしようとびくびくしている人も、何も特別なことではないんだな、ということが分かるのではないでしょうか。 正直言えば、もう少し一つ一つの事例を掘り下げて取り上げて欲しかった気もしますが、それをすると俗っぽくなりすぎたことは間違いありません。それに、紹介される当事者からもNGが出たかも知れません。そう意味で、ちょうどよい匙加減で止められている気がします。 さて、サブタイトルは「Web2.0時代のリスクとチャンス」となっています。リスクは十分に理解できたものの、チャンスの方は頭で分かってもそれをどう具現化する、大きな課題です。ある意味で「一攫千金」もねらえるわけですから、チャンスの方は、読者に委ねられた感もあります。 まあ、この本を読んで、私もチャンスをねらってみようと思います。
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以前、図書館で目にして、興味ある分野だったので借りた。なかなか興味深かった記憶が。 著者がどうも中学の同級生だったということがわかったので再読しようかと思っている。
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ドコモがプッシュトークのコミュニティをmixi でオープンして宣伝したときに勝手なルールを作って炎上したそうだ。そして10日で閉鎖したそうだ。ブログとかSNSってのは侮れないけど、それが怖ければ最初から利用しなければ良い。企業、政治家はよっく考えた方が良いですね。
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ブログにコメントが殺到し、時にはブログを閉鎖に追い込む「炎上」のメカニズムを、具体例を通して解説した書。 インターネット上のホームページが、最近ではブログという、作り手と受信者が双方にコミュニケーションできるツールとして、急速に広まりつつあります(拙宅HPも最近になって、少々そ...
ブログにコメントが殺到し、時にはブログを閉鎖に追い込む「炎上」のメカニズムを、具体例を通して解説した書。 インターネット上のホームページが、最近ではブログという、作り手と受信者が双方にコミュニケーションできるツールとして、急速に広まりつつあります(拙宅HPも最近になって、少々そういう要素を組み入れるようにしました)。当初は単なる個人の日記として捕らえられていたもの(拙宅HPは今でもそうです)が、ビジネスや政治の世界でも重要な役割を演じるようになってきており、一市民にとっては個人の意見が尊重されやすい、より民主的なよりよい社会へ向かっているともいえましょう。本書は、炎上はネット的な市民運動のひとつととらえて、前向きに対処する処方箋でした。 それにしても、この「炎上」とは現象が異なりますが、掲示板などがスパムの嵐で閉鎖に追い込まれることもあって(拙宅HPでも経験ありです)、いやぁー、インターネットの世界は何ともまぁ。。。 (2007/7/1)
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