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どうぐはなくても の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2024/03/12

どうぐを家のざいりょうにつかったら、がんじょうにはなるけど、チェーンソーとかを入れちゃったらひながまちがえてスイッチをおして、家の木のえだがきられちゃうんじゃないかと思った。

Posted byブクログ

2024/02/22

道具を使わないで家を作るのは?鳥。鳥の巣作りは道具は使わないようだ。いろいろな鳥の巣が水彩の繊細な絵で描かれていて、見ていてとても楽しい。背景もいい。

Posted byブクログ

2023/12/30

たださんの本棚から図書館予約 へー!すごい! 野鳥には感心させられることばかりだけれど もっとも感動するのは「巣作り」ですよね 知らなかったことがページをめくる度に へー!すごい!と 学識豊かな作家たちからの贈り物 平易な言葉とリアルな絵で楽しませてもらえた もう三年来てくれな...

たださんの本棚から図書館予約 へー!すごい! 野鳥には感心させられることばかりだけれど もっとも感動するのは「巣作り」ですよね 知らなかったことがページをめくる度に へー!すごい!と 学識豊かな作家たちからの贈り物 平易な言葉とリアルな絵で楽しませてもらえた もう三年来てくれないツバメさん 来年はどうぞ我が家に巣をつくってね 表紙と裏表紙 ワシは圧巻 ≪ とりたちは どうぐなくても 家づくり ≫

Posted byブクログ

2024/02/04

 おそらく鳥の巣を、まじまじと眺めたのは、小学校以来なのではないかと思うくらい、関心が無いわけではないのだけれど、普段そう簡単に見られるわけではないし、仮に見つけたとしても、巣よりも卵や雛たちに目がいってしまいそうな気がする。  というわけで、そのタイトルに目から鱗の思いがした...

 おそらく鳥の巣を、まじまじと眺めたのは、小学校以来なのではないかと思うくらい、関心が無いわけではないのだけれど、普段そう簡単に見られるわけではないし、仮に見つけたとしても、巣よりも卵や雛たちに目がいってしまいそうな気がする。  というわけで、そのタイトルに目から鱗の思いがした、この作品は、300編近い動物文学作品を発表した、V.ビアンキ原作(1952年)を、ロシアの絵本やアニメーション文化に携わる、田中友子さんが文を書き、『もりのてぶくろ』でお馴染みの絵本画家、N.チャルーシナが絵を描いた、改めて鳥の巣を実際に見たくなる絵本です。  そして、そのタイトルから改めて実感させられた鳥の素晴らしさは、人間が家を建てるときに欠かせない道具を一切使わずに、自分たちの巣を作ることが出来ることであり、その素材に何を使うかや、その形状、どの木に作るかといった、それぞれの拘りも印象的で、中には、ヨタカみたいに家が要らない場合もあるが、それを作るために、クチバシや脚を上手に使っていることも知り、その生まれ持った身体には、ちゃんとした理由があるのだなということを改めて実感させられると共に、それぞれに異なる木との関係性も興味深く、こんなところにも、時に厳しい自然社会で生きるもの同士の繋がりを感じさせられ、見ていて温かい気持ちになる。  そうした関係性から、鳥と木が共に描かれる場面の多い本書では、チャルーシナの絵の、鳥は本物のような精巧な描き方で、木は色を幾重にも合わせた繊細な描き方と、それぞれに使い分けることにより、まるで、その霞がかったように見える朧な世界で、はっきりとした鳥の存在感が際立つようであり、背景の隙間に白色を入れているのも、更にそれを後押ししているようで、より印象に残る。  その中で、特に私が目を惹かれたのが、カササギであり、勝手に不吉な印象を抱いていたのが申し訳ないくらい、その精巧な絵の、パッチリとした目、長く優雅な尾、そして黒色の毛の部分には、藍色のような青みがかった部分もある上品さであり、その美しさに、思わず見入ってしまう。  また、カササギの、巣の中の卵を見守る、その優しい雰囲気に包まれた佇まいには、人間と同様の、子どもに向けた愛情の宿る親の眼差しがあり、こうした場面に、鳥も人間も同じ思いを抱えて生きていることの尊厳を感じられたことも、本書の意義の一つなのではないかと思わせた点には、きっと子どもにとって、鳥に対する慈しみの心を芽生えさせるものもあるのではないかと思い、大人にとっては、こうした親が子を見守る姿に、原初的な感動が込み上げてくるようにも思われ、そうした共感にも、同じ世界で生きるもの同士の繋がりがあることを実感させてくれるようで、私は嬉しくなる。

Posted byブクログ