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ゴッホは欺く(下) の商品レビュー

3.5

17件のお客様レビュー

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一気に読めます

ドキドキしながら楽しめるエンターテイメントが読みたい人にオススメ。世界的な名画をめぐる悪徳銀行家の陰謀、それに立ち向かう美術コンサルタントとFBI捜査官。余談ですが、日本人も(格好よく)登場しますよ!

yoko

2023/09/24
  • ネタバレ

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「そんなことはない」フェンストンは絵を見ながら言い張った。「ファン・ゴッホが左の耳を切り落としたことは小学生でも知っているぞ」 「しかし、彼が鏡を見ながら自画像を描いたこと、そのせいで右耳が繃帯で覆われていることは、知らない小学生だっていますよ」 2020/2/17読了 本作の敵役であるフェンストンの企みは、最後には完全に粉砕されるが、それで彼がどうなったのかが描かれていないのが、ちと不満(そこは、想像にお任せという事か?)。それにしても、絵のすり替えトリックは良いとして、こんな判り易い偽物にしておいて良かったのか、という疑問は生じる。とは言え、フェンストンは耳のことを言われるまで気付かなかったのだから、美術品を金銭的価値でしか見ていない彼への痛烈な当てつけだったとも採れるのか。

Posted byブクログ

2022/02/06
  • ネタバレ

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解説:「ゴッホは欺く」は、サスペンス、冒険小説、ミステリーをミックスした作品で、同系統としては11番目の戒律に続いて2005年に刊行された

Posted byブクログ

2021/10/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

そして下巻。 舞台は日本に。ダブルの追跡者によるだましあいの移動が面白かった。が、殺し屋クランツが圧倒的なプロフェッショナルなのになぁ。 またジェフリー・アーチャーっぽくインテリジェンスでウイットに富んだ登場人物の会話がいい。その知識に惹き込まれるが、こんな会話をほんとに上流の人はしてるのか。こんな広範囲な知識?お金と知識は比例するということか。 収束に向かってどうも読みごたえが落ちた(会話以外) アーチャーにして小並感。アーチャーとしてだよ!

Posted byブクログ

2021/08/13

ジェフリー・アーチャーは初めて。 読んでいる時は面白かった。 仕掛けや大胆なトリックと、綿密な前半の描写に夢中になって読んだ。 でも読み終わると、これはプロットと言うか、あらすじみたいな小説だなと感じた。ちょっと残念。 他作にチャレンジしたい。

Posted byブクログ

2014/02/08

読み終わった~♪ 上巻で結構話が進んじゃったから、「下巻はどうなるのかな?」と思って読み始めたら上巻以上にドキドキハラハラな展開(笑) 大悪党のフェンストンがどうなったか書いて欲しかったな~(^^;)

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2012/08/15

 登場人物が多くて、しかも名前が全てカタカナ(当然だけど)なので、始めは主要登場人物を何度も確かめながら読んでいきました。  舞台は事件の発生したイギリスからニューヨーク、ルーマニア、東京そしてまたニューヨーク、イギリスへと変わっていきますが、引きずられるような感覚にはならない...

 登場人物が多くて、しかも名前が全てカタカナ(当然だけど)なので、始めは主要登場人物を何度も確かめながら読んでいきました。  舞台は事件の発生したイギリスからニューヨーク、ルーマニア、東京そしてまたニューヨーク、イギリスへと変わっていきますが、引きずられるような感覚にはならないところは、不思議です。  始めからテンポが良く、とても入り易かった。悪役がわかっていてストーリーが進んで行くってのも面白いですよね。勧善懲悪なところがここちよく、上下巻だというのにさらりと読破できました。

Posted byブクログ

2011/10/11

下巻の214頁で気分悪くなりましたが・・  ~よりによって、悪役の銀行家の誕生日が (笑) 9.11に絡ませた無理感は否めないが、テンポ良く読めるエンターテインメントでした。

Posted byブクログ

2011/10/17

9・11テロが絡んではいるが、ストーリーの核心とはあまり関係が無く、話題性に走っただけみたいで、ジェフリーファンとしてはやや残念。 昔の作品ほどインパクトが無いような。

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2011/01/10

この人の作品だから、最後はハッピーエンドのはず。とすれば・・・と結末はある程度読めたものの、満足な読後感を得られたのも事実。 ただ残念なのは訳者の永井淳氏が既に死去してしまったこと。 アーチャー作品で一番最初に読んだ「ケインとアベル」(百万ドルを取り返せは3番目に読みました)から...

この人の作品だから、最後はハッピーエンドのはず。とすれば・・・と結末はある程度読めたものの、満足な読後感を得られたのも事実。 ただ残念なのは訳者の永井淳氏が既に死去してしまったこと。 アーチャー作品で一番最初に読んだ「ケインとアベル」(百万ドルを取り返せは3番目に読みました)からもう20数年お付き合いさせていただきましたが、もう永井氏の新しい訳本がでないかと思うと残念です。合掌。

Posted byブクログ