さかなのなみだ の商品レビュー
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あの『さかなクン』は子供時代から今のまんま。 少々声が高く、話し方もおかしな少年は、落書きされたノートのタコの絵から、海の生物に興味をもつ。 好きなさかなが増えるにつけ、勉強なんてそっちのけ、朝から晩まで頭の中はさかなでいっぱい。勉強はできなかったけれど大好きな夢中になれることがあるっていいこと、と お母さんは大応援!仕事もさかなに関係することならなんでもしたが、それほど器用にこなせなかった。でも、子供時代から一貫して好きな『絵を描くこと』が好きなさかなとドッキング。勤めていた寿司屋さんの対象が壁にさかなの絵を描いてと、頼まれたことから。評判が評判を産み、今のさかなくんへ。人と同じでさかなの世界にも『いじめ』があるという。さかなに対するような愛情深い目を人にも注いださかなくんらしい本。
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さかなクンからの 大切なメッセージが伝わってきます。 大きな海を泳いでいる魚はいじめをしないそうです。 しかし、水槽に入れるといじめをはじめる。 いじめられている魚を別の水槽に移してやったら、 別の魚がまたいじめられるという現象が起こります。 人間にも当てはまる気がします。 さかなクンがいじめられっこにならなかったのは、 広い世界を持っていたからでしょう。 私自身もいじめられっこにならなかったのは、 広い世界があったからだと思います。 世界は広い。 こどもたちに世界は広いのだと、 感じさせてやることの大切さを感じました。 子どもの自殺に心が痛みます。 私は子どもたちに直接かかわる機会はないけれど、 なんでもない暮らしの中で、 やさしくおおらかであることが、 地域をよくし、広い世界にするのだと思っています。 いじめる子にも いじめられる子にも いじめられている友だちを見て心を痛めている子、 子どものそばにいる大人たちにも 読んでもらいたい絵本。
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さかなクンが、メジナのいじめを通して、子供達に「広い空の下、広い海へ出てみましょう」と伝える一冊。 海で仲間と群れて泳ぐメジナは、狭い水槽に移すと一匹を攻撃し始める。いじめっ子を出しても、いじめられっ子を出しても、また新たないじめっ子、いじめられっ子が生まれる。 広い海ならそん...
さかなクンが、メジナのいじめを通して、子供達に「広い空の下、広い海へ出てみましょう」と伝える一冊。 海で仲間と群れて泳ぐメジナは、狭い水槽に移すと一匹を攻撃し始める。いじめっ子を出しても、いじめられっ子を出しても、また新たないじめっ子、いじめられっ子が生まれる。 広い海ならそんなことは起きないのに、狭い場所に閉じ込められる、いじめが始まる。 広い海へ出てみましょう!
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自然界の中でもイジメはあるんですよね。狭い世界だけに目を向けていてはダメ。ちょっと向きを変えればあっちにもそっちにも違う世界が広がっている。そんなメッセージを受け取りました。静かに語りかけてくれる一冊。子供にも勧めました。
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狭い水槽の外には、広い広い、見たこともない世界がある。 最近の私、さかなクンさんが好きすぎて大変。
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さかなクンの絵本。 メジナを例に、どうしていじめが起こってしまうのだろう、ということを考えています。 心の中に大きな世界を持ってていれば、きっと、大丈夫。 私はこの本から、そんなメッセージを受け取りました。
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さかなの中でもいじめがあるんですね。 さかなクンの絵本、ということで借りてみましたが、 すごく深いお話でした。 でもページ数も少ないし、さらっとよめそうです。
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個性的なキャラで注目していたけれど、いじめられていた過去が あったと知って驚いた。 博識なのに高ぶらず、優しくて真っ直ぐな性格に好感が持てる。 絵も上手で、色づかいが明るくて好き。 この本を読んで、ますます応援したくなった。
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魚の中にもいじめがあるんだという 衝撃的なお話でした。 さかなくん自身が、小さいときから 人と違っていじめられていた・・・というエッセイも最後についていますが 個性的でとても素敵な人なんだなぁと 思えました。 絵本・・・というほど絵はありません。
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