口語訳 古事記 神代篇 の商品レビュー
口語訳で書かれた文章であるので、声に出して読むことをおすすめする。今回初めて読んで、登場する神々の多さに驚愕したが、本書の巻末に各章の系譜図が記載されているので、途中で混乱した場合はそのページで確認すると整理できる。また、各章ごとに著者の詳細な注釈が加えられているので、読めない...
口語訳で書かれた文章であるので、声に出して読むことをおすすめする。今回初めて読んで、登場する神々の多さに驚愕したが、本書の巻末に各章の系譜図が記載されているので、途中で混乱した場合はそのページで確認すると整理できる。また、各章ごとに著者の詳細な注釈が加えられているので、読めない漢字や知らない用語に直面しても問題なく読み進められる。それにしても性的な描写が散見されるが、神々の行為であるためか、神秘的な印象をもたらしてくれる。
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登場する神様が多すぎて覚えられないので、その辺はちょっと読む位ではどうにもならないが、全体のストーリーは分かりやすいので、記憶と照らし合わせて、そして記憶を修正しながら読めた。
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神様が次々に生まれるし、名前が覚えにくいから非常に混乱するけれど、物語としてはなんとも言えない魅力を感じる。 オオクニヌシの国譲りのエピソードから思うのは、アマテラスはヤクザ
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積ん読チャレンジ(〜'17/06/11) 3/56 ’16/05/24 了 母国の創成神話くらい一般常識として学んでおこうと読み始めたものの、全然先に進まない…… 神話という物語の部分はまだ読み進めるのに大きな苦労はないが、途中神様のお名前カタログのようにただただ神...
積ん読チャレンジ(〜'17/06/11) 3/56 ’16/05/24 了 母国の創成神話くらい一般常識として学んでおこうと読み始めたものの、全然先に進まない…… 神話という物語の部分はまだ読み進めるのに大きな苦労はないが、途中神様のお名前カタログのようにただただ神様のお名前とその成り立ちが語られる部分は正直言って読むのを断念しかけたほど。 脚注と本文を何度となく往復しながら読むのも苦痛に感じた。 因幡の白ウサギ、天岩戸、ヤマタノオロチ討伐など日本人なら誰もが聞いたことのある昔話の原点に触れられたのはよかった。 文体を語り部である稗田阿礼の語りのようにアレンジする試みの意図は理解できるが、語尾をふくめて「老人による語り」という演出がマンガのように過度に加えられすぎていて、読んでいて不快だった。
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今まで古事記を歴史に照らし合わせて、推理、評論したような本を読んでは、つまらなくなって頓挫してましたが、古事記自体を口語訳(筆者が読みやすいように)してくれた本書は、わかりやすい解説と併せて読み進むと、急にイキイキとした文章となって、すんなり読み進むことができ、物語りとしての面白...
今まで古事記を歴史に照らし合わせて、推理、評論したような本を読んでは、つまらなくなって頓挫してましたが、古事記自体を口語訳(筆者が読みやすいように)してくれた本書は、わかりやすい解説と併せて読み進むと、急にイキイキとした文章となって、すんなり読み進むことができ、物語りとしての面白さ、その背景にある歴史などが感じられ、古事記へのイメージが変わりました。 続いて人代編も読んでいきたいと思います。
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2014.7.11 pm14:45 読了。長い。とりあえず読み通した。神様の名前が長すぎる。頭に入ってこない。神様が多いとは知っていたが、これほど多いとは思わなかった。物語を語りの形式で表している点は井上ひさし『新釈 遠野物語』にも通じるものがある。人代篇を読了後、もう一度読み返...
2014.7.11 pm14:45 読了。長い。とりあえず読み通した。神様の名前が長すぎる。頭に入ってこない。神様が多いとは知っていたが、これほど多いとは思わなかった。物語を語りの形式で表している点は井上ひさし『新釈 遠野物語』にも通じるものがある。人代篇を読了後、もう一度読み返す予定。
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出てくる神様が多すぎて少しでも気を抜くと関係性がわからなくなるのが大変だった。 古事記はもっと堅い話かと思っていたけれど、怒ったり嫉妬したりみんなで相談したり人間臭い面も多々あったし、文章は注釈も多くわかりやすく、楽しく読めた。 特にアマテラスはとにかく伊勢神宮に祭られているす...
出てくる神様が多すぎて少しでも気を抜くと関係性がわからなくなるのが大変だった。 古事記はもっと堅い話かと思っていたけれど、怒ったり嫉妬したりみんなで相談したり人間臭い面も多々あったし、文章は注釈も多くわかりやすく、楽しく読めた。 特にアマテラスはとにかく伊勢神宮に祭られているすごい神様!という印象しかなかったが、読んでいるとちょいちょい強引なところがあってイメージと違った(笑)
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何か聞いたことがあるお話を改めてキチンと読んだ、という感じ。スケールは大きいんだけれど、どこか人間くさい神様たちを興味深く読みました。 せっかくなので、人世篇も読もうと思います。
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日本はどうして出来たのか、 古代の神々がおどろおどろしく、 人間くさい~ NHK、100分で名著で知りました。
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古事記、イザナギ・イザナミから天孫降臨辺りまでを口語調で。 神話である以上、絶対的な事実で裁断すれば、あらかたがフィクションでしょう。 でも、日本の国造りや文明の流れ等々、日本人の原風景がつまっています。 そしてそこからは、それらに根差す「日本人の心性」も読み解けるかと。 さ...
古事記、イザナギ・イザナミから天孫降臨辺りまでを口語調で。 神話である以上、絶対的な事実で裁断すれば、あらかたがフィクションでしょう。 でも、日本の国造りや文明の流れ等々、日本人の原風景がつまっています。 そしてそこからは、それらに根差す「日本人の心性」も読み解けるかと。 さらに突っ込むと、歴史が勝者のものである以上、隠された歴史も、、 出雲の国譲りや御神渡りなどは、まつろわぬ神々との闘争の符号でもありそうで。 なんていくと、北森鴻さんの読みすぎかな。 とはいえ、その辺りの流れをさらっと俯瞰できるので、 コレを踏まえて、より原文に近いものを読んでも見たいところ。
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