人間失格 の商品レビュー
次から次へと不幸が舞い降りて・・・きっとどんどん深みにはまっていくんだろう・・・後味は悪いんだろう・・・っとわかっていても読んじゃう本。ところどころ自分に重なる部分とかあって、私も内に狂気を秘めてる!?な〜んて(笑)レベルが違うよね。人間に対する洞察力がすごいと思いました。さすが...
次から次へと不幸が舞い降りて・・・きっとどんどん深みにはまっていくんだろう・・・後味は悪いんだろう・・・っとわかっていても読んじゃう本。ところどころ自分に重なる部分とかあって、私も内に狂気を秘めてる!?な〜んて(笑)レベルが違うよね。人間に対する洞察力がすごいと思いました。さすが名作☆
Posted by
私は好きだなー 何が言いたいかなんて全然わからなかったけど あとがきまでで一つの作品なのかな あとがき読み終った後に、ちょっと泣いた 松山ケンイチが見せたいのでこの表紙のを選んだ
Posted by
友達に「確実に落ちる。見てはいけないものを見てしまった感じ」と言われ、ビビりながら読んだ でも、主人公のやっている事はある程度、誰でもやっている事で むしろ、こういう考えの人間がいたという事に救いを感じる まぁ、確かに求職中には読まない方がいいっすね(笑)
Posted by
●桜桃● もったいぶって、なかなか笑わぬというのは、善い事であろうか。 生きるという事は、たいへんな事だ。あちこちから鎖がからまっていて、少しでも動くと、血が噴き出す。
Posted by
9月10日読了。 よっぼどの物好きじゃないと面白いとは思えないのではないかと思う。 なぜこの本が有名になったのかといえば、それはおそらく、やがて自分は人間として失格であると悟った主人公と、 その著者である太宰治本人の経験が、類似している点にあるだろう。 それだけ奥が深いと言...
9月10日読了。 よっぼどの物好きじゃないと面白いとは思えないのではないかと思う。 なぜこの本が有名になったのかといえば、それはおそらく、やがて自分は人間として失格であると悟った主人公と、 その著者である太宰治本人の経験が、類似している点にあるだろう。 それだけ奥が深いと言うところか……。 読んで置いてそんではないと思うが。
Posted by
かっこよかったから、あえて改訂版を選択しました(笑) これは多分他の人もそうだと思うけど共感というか、自分に投影して読んでしまいました。 読んでよかったし、すごく影響を受けた作品。 出来れば、若い時に読んだのが良い。
Posted by
恥の多い生涯を送ってきました・・・廃人同様のモルヒネ中毒患者、大庭葉蔵の手記。 太宰治本人の自伝。 大地主の息子で、学業も優れていたのに女、酒、終いには麻薬に溺れ精神病院に入院。 日本文学者は、文学に長けている分、精神面が不安定でコントロール出来ないんだと思う。 太宰治の精神面に...
恥の多い生涯を送ってきました・・・廃人同様のモルヒネ中毒患者、大庭葉蔵の手記。 太宰治本人の自伝。 大地主の息子で、学業も優れていたのに女、酒、終いには麻薬に溺れ精神病院に入院。 日本文学者は、文学に長けている分、精神面が不安定でコントロール出来ないんだと思う。 太宰治の精神面に触れた。 '08.08.31読書完了
Posted by
「自分には禍いの塊が十個あって、その中の一個でも、隣人が背負ったら、その一個だけでも十分に隣人の命取りになるのではあるまいかと、思ったことさえありました。 つまり、わからないのです。隣人の苦しみの性質、程度が、まるで見当つかないのです。プラクテカルな苦しみ、ただ、めしを食えたら...
「自分には禍いの塊が十個あって、その中の一個でも、隣人が背負ったら、その一個だけでも十分に隣人の命取りになるのではあるまいかと、思ったことさえありました。 つまり、わからないのです。隣人の苦しみの性質、程度が、まるで見当つかないのです。プラクテカルな苦しみ、ただ、めしを食えたらそれで解決できる苦しみ、しかし、それこそ最も強い苦痛で、自分の例の十個の禍いなど、吹っ飛んでしまう程の、凄惨な阿鼻地獄なのかもしれない、それは、わからない、しかし、それにしては、よく自殺もせず発狂もせず、政党を論じ、絶望せず、屈せず生活のたたかいを続けていける、苦しくないんじゃないか? それなら、楽だ、しかし、」 「いや、それもわからない……考えれば考えるほど、自分には、わからなくなり、自分ひとり全く変わっているような、不安と恐怖に襲われるばかりなのです」 読み返すたび、隣人の喜怒哀楽を思い、葉蔵の生活に息が詰まる。
Posted by
午後二時まで怠惰に過ごした今日を反省し、近所の本屋で買ってマックで読む。高校のときに御伽草子を読んで以来の、太宰。「─自分には、あざむき合っていながら、清く明るく朗らかに生きている、或いは生き得る自信を持っているみたいな人間が難解なのです。」「─自分は、自分を生まれた時からの日陰...
午後二時まで怠惰に過ごした今日を反省し、近所の本屋で買ってマックで読む。高校のときに御伽草子を読んで以来の、太宰。「─自分には、あざむき合っていながら、清く明るく朗らかに生きている、或いは生き得る自信を持っているみたいな人間が難解なのです。」「─自分は、自分を生まれた時からの日陰者のような気がしていて、世間から、あれは日陰者だと指差されている程のひとと逢うと、自分は、必ず、優しい心になるのです。」”侘びしい””堀木””人間、失格。”のように、ところどころ短い単語が頭にあって、そこがちょっとした切れ目になっているのが読みやすかった。
Posted by
あらすじは知ってるけれど、ちゃんと読んだ事が無かったっけ?と思い購入。(松山ケンイチ格好いいしさ。)
Posted by