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メイズプリズンの迷宮回帰 ソウルドロップ虜囚録 の商品レビュー

3.7

14件のお客様レビュー

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2009/10/04

人ってのは迷宮の中にいるよーなもんである。 迷って迷って出口を探している。 出口というのはなんというか人生における『解答』みたいなものらしい。 しかしじゃあどうして人は迷宮なんぞにいるのだろうか。 それは人が本当の『答え』から目を逸らしているからに他ならない。 人とい...

人ってのは迷宮の中にいるよーなもんである。 迷って迷って出口を探している。 出口というのはなんというか人生における『解答』みたいなものらしい。 しかしじゃあどうして人は迷宮なんぞにいるのだろうか。 それは人が本当の『答え』から目を逸らしているからに他ならない。 人というものはそこに決定的な答えがある時。 それを先延ばしにしたがる癖がある。 なんというか。 そこには勿体無いような、辿り付いたら終わりみたいな心が漂っている。 それが人々を彷徨わせ、いつしか迷宮にいるようにしているのだ。 決定的なことから目を逸らしたい。 本当の答えなんて見たくない。 逸らして逃げようとする心が迷宮を生む。 そしていつしかどうして迷っていたのかすら忘却してしまって、本当に彷徨ってしまうなんていう本末転倒な事態に陥ったりするのである。 そんな迷宮の中で頼れるのはなんだろうか。 おそらくそれは己を支えているものに他ならない。 しかしそれは他人から見たら取るに足らないものに過ぎないかもしれない。 薄汚れた人形なんていう場合もあるだろう。 しかしそれは人を確実に生かし、そしてその人がその人であると決定付ける要因に他ならない。 ゆえにそれがある限り、その人は存在し続けることができる。 逆に言えば、それがあり続ける限り、その人は迷宮の中にいるということだ。 これは迷っている人たちの話だ。 迷走してどこへいったら良いのか分からない。 でも出口だけはなんとなく見えている気がして。 そんな迷いから迷宮を作り出してしまった者達。 この者達が最後に辿り付いた出口というものは果たして『答え』だったのだろうか。 それを迷宮を読破したのなら考えて欲しい。

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2009/10/04

斎藤岬のイラストが好きで読んでいるのですが(笑)伊佐の人間くさいところと千条のかわいいところがかいま見れて満足でした。

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2009/10/04

今回は千条くんよりまーくん(笑)の出番が多かったです。 ロボット探偵ファンとしてはちょっと哀しい……。 伊佐くんと千条くんの間にはぐくまれつつあるなんとも言えないものをこれからも大事にしてほしいと思いました。 釘斗先生は千条くんの腕とか脚とかに機銃仕込んだりとかしてくれないだろう...

今回は千条くんよりまーくん(笑)の出番が多かったです。 ロボット探偵ファンとしてはちょっと哀しい……。 伊佐くんと千条くんの間にはぐくまれつつあるなんとも言えないものをこれからも大事にしてほしいと思いました。 釘斗先生は千条くんの腕とか脚とかに機銃仕込んだりとかしてくれないだろうかと思う。(あっ、金属検査引っ掛かったら困る)

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2009/10/04

サブタイトルが違う理由は最後まで読めばわかるかと。 が、お話は別に番外編というわけでもなく、いつものメンバーがちゃんとペイパーカットさんに振り回されてました。

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