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頭のいい人が儲からない理由 の商品レビュー

3.9

17件のお客様レビュー

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2019/07/02

起業にあたっての心構え、起業までに明確にしておくべきことについて再考するきっかけとなった。常識にとらわれず、自分の頭で考えぬいた戦略を愚直に実行することの大切さを、言葉はきつめだが、背中を押すように教えてくれた。

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2018/10/23

この本の主張ポイントは、「頭のいい人が儲からない理由で」ではなく、「頭の悪い人が儲からない理由」。「努力を目的にするな」、「成果を目的にせよ」、「意味の無いことはするな」、「意味がありそうなことは何でもせよ」と、まあ、当たり前のことが強い口調で書かれたある。当たり前のことだが、当...

この本の主張ポイントは、「頭のいい人が儲からない理由で」ではなく、「頭の悪い人が儲からない理由」。「努力を目的にするな」、「成果を目的にせよ」、「意味の無いことはするな」、「意味がありそうなことは何でもせよ」と、まあ、当たり前のことが強い口調で書かれたある。当たり前のことだが、当たり前がなかなかできない。官僚主義に陥った組織を救いたい人にお勧めする。

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2014/07/30

 成功法則やらビジネスの仕方の本が多数ある中で、それらに反した、ある意味刺激的な内容。  「ああすれば良い。こうすれば良い」といった戦術レベルの話ではどこにいっても通用しないことを示唆している。  実際に著者の成功した話が載っているが、どれもある程度考えれば思いつきそうなもの。そ...

 成功法則やらビジネスの仕方の本が多数ある中で、それらに反した、ある意味刺激的な内容。  「ああすれば良い。こうすれば良い」といった戦術レベルの話ではどこにいっても通用しないことを示唆している。  実際に著者の成功した話が載っているが、どれもある程度考えれば思いつきそうなもの。そこはやはり戦略を立てる(分析し、考え得るものすべてを挙げて可能性のもっとも高いものを選ぶ)ことで、道を切り開いているということのようだ。  この人の失敗談も聞いてみたい。  ※また、マーケティング、ネーミングなども大事だなと思った。  手元に置いておいて、たまに読み返したいと思った本。

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2013/03/13

焼き鳥屋をやるかラーメン屋をやるか時間をかけて悩んだって無駄だ。結果などやってみなければ分からない。インプットした情報を付加価値を高めてアウトプットできる人になれ。勝負に勝つためには戦略は絶対に必要である。戦略は数ある仮説の中から選ばれた最善の道筋である。固定観念から出た方法に安...

焼き鳥屋をやるかラーメン屋をやるか時間をかけて悩んだって無駄だ。結果などやってみなければ分からない。インプットした情報を付加価値を高めてアウトプットできる人になれ。勝負に勝つためには戦略は絶対に必要である。戦略は数ある仮説の中から選ばれた最善の道筋である。固定観念から出た方法に安易に流されてはいけない。成功は「数打ちゃ当たる」の先にしかない。やらない理由を探すのに時間を費やすくらいなら、その時間を使ってスタートをきることだ。お金に殺されるな。俯瞰してみれば、仕事なんて人生の一部でしかないのだから。

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2012/05/13

経営者が頼りにするのは、経営経験(社長経験)をもった人物のアドバイスであるという。特にベンチャーの世界では、道なきところに道を作るのであるから、本人が描く信念あるいは仮説をどれだけ強く奉じるか、がポイントとなってくる。 こんな時、「秀才」は弱い。受験に強い人間は先例に弱く、解答を...

経営者が頼りにするのは、経営経験(社長経験)をもった人物のアドバイスであるという。特にベンチャーの世界では、道なきところに道を作るのであるから、本人が描く信念あるいは仮説をどれだけ強く奉じるか、がポイントとなってくる。 こんな時、「秀才」は弱い。受験に強い人間は先例に弱く、解答を既存の事例の中に求めてしまう。もちろん”模倣”は非常に重要な手段であるから、これ自体も意味がある。しかし、市場を創造はできない。 こう書いてみると、しごく常識的であるかのごとく響く。しかし、私自身、ベンチャー分野で働いてきた経験からして、この「自分の頭で悩みぬく」が一番重要であることは、間違いない、と信じる。 本書で著者は「自らの頭で”戦略”を練ること」の経験談を豊富に語っている。まさしく、気づきに満ちている。 しかし、あえてひとこといえば、その著者のアプローチにも「既存の巨人」をどう崩すかが基本であると申し上げたい。もちろん市場で大きな割合をとるというのは、非常にクリエイティブな発想をベースとするから、世の基準では十分”ユニーク”である。 しかし、本当の本物、例えばiTuneをベースにしたiPhoneビジネスは彼の頭からは出てこない。これは、一種「東大」脳の限界なのだ。「改善」がキーであるから。 もちろん、私を含め一般の凡人は、「東大脳」のクリエイティブさにさえ、およばない。ましてやシリコンバレーで名を成すなど、夢のまた夢である。ただ、グローバルでの生き残りは、このレベルでの勝負を求められている。 以上が本書に触れる方にとり、著者が設定するレベル感・基準の理解に役立てばうれしい。

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2012/02/27

IT創業期において多くの起業を成功させたという坂本氏による著作の本です。 まえがきに書かれている内容である「戦術の延長上には戦略はない」というフレーズが印象的で、戦略が先にあって、それを実現するための戦術を採用する、なければ育てる、獲得するというのが起業成功のポイントのようで...

IT創業期において多くの起業を成功させたという坂本氏による著作の本です。 まえがきに書かれている内容である「戦術の延長上には戦略はない」というフレーズが印象的で、戦略が先にあって、それを実現するための戦術を採用する、なければ育てる、獲得するというのが起業成功のポイントのようです。この本で起業で成功した人の考え方を学ぶことができ、得るものは多いと思いました。 私が得たメッセージは、「まず目的を明確にした上で、自分が立てた仮説(戦略)を、情報を利用することで強化して、それを実行するための戦術を有効活用する」というものでした。 以下は気になったポイントです。 ・自分が苦手だと思った場合、しきい値(ある現象を起こすのに必要な最小エネルギー)を超えるまで努力しているかを自分に聞いてみること(p19) ・カタログにある商品の中からひとつを選んで、その理由まで説明できるのがまともな営業マンである(p23) ・若いうちに自分の価値やスタイルを決めてしまうと、後にそれは変化に弱いという欠点になって返ってくるので気を付ける必要あり(p30) ・変化への対応力を磨いておくのが大事、成功体験を成り立たせた価値観が自分にとって絶対になってしまう(p32) ・実際に動き始める前に、頭の中に完璧なイメージをつくりあげてから行動を起こす、まだ何も実現していないことを見てきたかのように話せるレベルに達するのが大事(p34) ・そもそも戦略というのは、演繹的にできあがるものではない(p45) ・本能的な振る舞いというのは、大自然の中で生きるときには有効かもしれないが、人工的でルールのある社会においては有利に働くとは限らない(p49) ・新聞に載っている情報は、分断された情報であり、それでは世の中の本質はわからない、物事のつながりや本当の意味が読めるようにならない(p57) ・インプットした情報の付加価値を高めてアウトプットできる人のことを「仕事のできる人」という(p59) ・情報はただ覚えただけでは役に立たない、自分の立てた仮説を検証するために利用する(p63) ・戦略とは仮説であって、考えうるあらゆる仮説の中から、これしかないというものをひとつ選ぶのが戦略を立てるということ(p68) ・マトリックスは過去の整理に限定すべし、そこから未来の答えが導き出せることは絶対にない、未来戦略を立てるには”頭と言葉”による仮説を出すこと(p71) ・無邪気に世の中に出回っている成功法則を信じている人が多くいるので、自分の頭で考えて努力する人間の成功する機会が増えることになる(p132) ・大きな組織を統率するメタリーダーには、リーダとは異なって、「リーダー達にあの人と一緒にいると働きやすいと感じさせ、リーダーが他のリーダーを組んだ方が良いと思わせる」能力が求められ、リーダーのように優秀である必要はない(p165)

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2011/11/07

新規事業を考えないといけない と思っていても、なかなか いいアイデアがでない。 どうすればいいのかわからない。 このような会社は多いのではないでしょうか。 本日ご紹介する本は、 新規事業を進めるときの考えかた について、書かれた本です。 ポイントは 「考える」と「調...

新規事業を考えないといけない と思っていても、なかなか いいアイデアがでない。 どうすればいいのかわからない。 このような会社は多いのではないでしょうか。 本日ご紹介する本は、 新規事業を進めるときの考えかた について、書かれた本です。 ポイントは 「考える」と「調べる」の違い です。 勉強ができ、真面目で、努力することと と儲けられることは別です。 なぜなら、 「勉強」は知識を得て、既知の解を導くこと。 一方「事業」は解のない仮説から始まります。 仮説が”ずさん”だと、それをベースに一生懸命 真面目に努力しても結果はでません。 いくら丹念に「調べ」ても、調べるだけでは なにも生まれません。 調べた情報をもとによく「考え」て、 可能性の高い仮説を導くことが重要です。 そこが、勉強ができることと、 儲けることの大きな違いです。 「戦略とは仮説である」 戦略とはゴールを設定し、そのゴールへの到達方法 の仮説を考え出すことです。 成功したければ、課題を明確にし、 課題解決方法の仮説を考えられるだけ上げ、 徹底的に比較検証し、 そこから優れた仮説を選んで戦略とする必要があります。 「主体性」 与えられた仕事を処理するのと、 自分で仕事を創出するのでは、 必要な能力が180度違います。 日々のルーチンワークでは 与えられた仕事を、忠実にこなしていく能力が必要です。 しかしながら、新規事業を進めるに当たっては 言われたことをするのではなく、 自らの思いを持って、新しいものを 考え、進めていく力が必要です。 本書を読めば、新規事業の進め方や考え方 に関するヒントが得られます。 ぜひ、読んでみてください。 ◆本から得た気づき◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 勝ち組と負け組の差=努力が臨界点を超えるか超えないかの差 「あなたにふさわしいのはこれです。なぜなら。。。」と説明できるのがまともな営業マン 「ムダな時間を省く」「仕事の密度を上げる」ことにもっと自覚的になること 情報は自分が立てた仮説を検証するために利用する(「考える」ことと「調査する」ことは違う) 戦略=仮説(ゴールの設定とゴールへの到達方法の仮説) 高機能とはまったく違う「簡単」という価値をもたせた 会社を作ってうまく軌道に乗せたいなら、目的が必要(目的が曖昧だとリソースが分散する) 成功した社長の共通点=執念深さ メタリーダー=組織のためにこんなことが必要なんだけど、自分にはやる能力がないからやってくれと平気で言える ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆目次◆ 第1章 動きを止めたら死ぬだけだ 第2章 常識はビジネスの敵だ 第3章 正しい戦略のみが勝つ 第4章 儲けのメカニズムを見つけよ 第5章 勉強ができる人は起業できない 第6章 トップとリーダーは資質が違う ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆マインドマップ◆ http://image01.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/35fcec7541907971.png  

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2011/09/09

うちの代表に経営方針について、なんて伝えればいいたいこと伝わるか、と考えてたけど、とりあえずこの本読ませるか、という結論に至った。

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2010/07/24

[ 内容 ] [ 目次 ] 第1章 動きを止めたら死ぬだけだ 第2章 常識はビジネスの敵だ 第3章 正しい戦略のみが勝つ 第4章 儲けのメカニズムを見つけよ 第5章 勉強ができる人は起業できない 第6章 トップとリーダーは資質が違う [ POP ] [ おすすめ度 ] ...

[ 内容 ] [ 目次 ] 第1章 動きを止めたら死ぬだけだ 第2章 常識はビジネスの敵だ 第3章 正しい戦略のみが勝つ 第4章 儲けのメカニズムを見つけよ 第5章 勉強ができる人は起業できない 第6章 トップとリーダーは資質が違う [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2020/01/12

<本の紹介> まじめで勤勉だと成功が遠ざかる、人脈なんかつくる必要はない、新聞を読むのはムダ-。IT革命草創期に数々の起業で成功した著者の「悪の儲け学」。ゾクっとくるエピソードで「儲け方」がわかる! この著者、何やっても絶対成功させる人だなって思いました。 で、そうするにはどう...

<本の紹介> まじめで勤勉だと成功が遠ざかる、人脈なんかつくる必要はない、新聞を読むのはムダ-。IT革命草創期に数々の起業で成功した著者の「悪の儲け学」。ゾクっとくるエピソードで「儲け方」がわかる! この著者、何やっても絶対成功させる人だなって思いました。 で、そうするにはどうしたらいいか、その考え方がこの本には詰まってます。 「100メートル走とマラソンは違う!」 「3年後に売上1億を目指すから今年は売上2千万で!」という目標はおかしい。1億円を目指すビジネスと2千万円を目指すビジネスではやり方が違う。100メートル走の走り方でマラソンを走るぐらい違う、とばっさり。 でも、言われてドキッとしました。今全力を傾けているから、目標に最速で近づいているのかと言われれば、現時点ではそうかもしれないけどそれをいつまでも続けることはできない。最終ゴールに向かってどうするのかを考えていない計画を積み上げても、最終ゴールには届かない。2千万のビジネスができたとして、それを5回繰り返すのか?ホントに2千万を目指すのが妥当なのか考えなきゃいけないよな、とか思いました。 「戦略とは、考えうる選択肢を出すだけ出して、そのあとに選んだ最良の方法である」 戦略と戦術の違いがこの本ほどわかりやすく示された本は今までなかったです。仕事でも戦略と戦術をごっちゃにしているような面があったな、と反省しました。ちまちまと現場視点でその場その場、行き当たりばったりの戦術をいくら積み上げたところでそれはもはや戦略ではない。「こういうことも考えられる」「こうなったらこうする」「こうすればこうなる」そういったシミュレーションを十分に、2週間~3週間とか缶詰状態で考え抜いて、その中から「これならいける!」っていう確信を得られるだけの根拠のある戦略はひねり出されるもんだ、と。そういったアプローチは言われてみるとすごく納得がいくし、その通りだと思うんだけど、なんで今まで誰も教えてくれなかったんだろう。もしかして、こういうこと知ってる人って世の中ホントは少ないんじゃないかって思いました。 「「考える」は「調査する」とは違う」 あるとき著者が部下に、「このビジネスの戦略を考えてくれ」と指示しました。部下は「はい、わかりました」と言ってしばらく作業をしました。そして出てきたのは「調査結果ばかり」だったそうです。何度言っても出てきたのは「こういう状況で、ここにはこれがあります」といった調査結果だったそうです。 「この人の人生のどこかで、『考える=調査する』になってしまったのだな…」って著者は思ったそうです。これって、一緒に働いてる著者としてはあんまりおもしろくないだろなと思いました。調べてきたことがその人の成果になるんなら、そんなの時間かけれる人なら誰でもできんじゃん。今までやってなかったことを始めようとしてんのに、何過去事例調べてんだよって思う気持ちはわかります。 自分で考えるってことをわかってない人って多いなって思います。 「多くの人がムダに時間を使い、ムダに金を使い、ムダなチャレンジをし、ムダな努力をしている。そうしているうちにどんどん若くなくなっていくのだ。そうならないためにこの本を読んで欲しい」と著者は訴えています。 俺はもちろんそうしたいし、そうしたいと思ってる人と一緒にやってけたらいいなと思ってます。目の前のことを必死で頑張ってればいつかきっとどこかで報われる。そんなの嘘だと思います。 どうしたらいいのか、どうしなくちゃいけないのか、今のままでいいのか、そういうことを自分の頭で考えていかなきゃいけないと思ってる人には参考になる本だと思います。 興味のある方は読んでみて下さいな☆

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