不細工な友情 の商品レビュー

光浦靖子,大久保佳代子【著】

2022/01/29

最近光浦さんの本にハマって読んだけど、
面白かった！2人とも文章上手だし賢い人たちなんだろうなー
ちょうどこのやりとりをされてる2人の年齢と、私の年齢が近いこともあって、あー分かる分かるって共感しながら読みました。

先に光浦さんが売れて、大久保さんはOLをしながら芸能界の仕事もされて‥きっといろんな感情があっただろうな。でもそれを乗り越えられての今なんだろうなと、こんな関係が少し羨ましくなりました。

2020/11/25

図書館で目に留まり、貸出。

いまや女芸人として、それぞれの持ち味でキャラが確立していて、コンビとしての印象は薄い二人がやりとりする書簡形式のエッセイ。

さすが芸人さん、日常の文字に起こさないようなもやっとした気持ちとか、人に言えないぐるぐる考えちゃう不満とか、すーっと入ってくる文章でコミカルに表現されていて、なんだかすっきりするし、ついにやりとしちゃう。

朝昼晩食べた物を羅列するだけで、本になっちゃうのだもの。言葉を扱い、人を楽しませることを生業にしたプロなんだなあと改めて感じた。

個人的に大久保さんがすきで、ラジオやテレビに出演してるとついつい見ちゃう。この本でも、人に頼りたくないとか、見栄を張りたいとか、そういう部分の描写がわかるーって思いながら楽しく読めました。

なんかだらっとしたいなってときに、スナック菓子なんか食べながら読みたい本。

2016/06/12

私は、女同士の友情に興味が、あります。
私自身は、女友達に、なかなか本音が、言えません。
相手のイヤな所とかを上手に伝えられないのです。

この本で、光浦さんと大久保さんは、さすが芸人さんで、
とてもたくみに言葉を使って表現していました。
凄く面白かったです。
ちょっと文句みたいなのを言っても、結局は、お互いを
だいすきな気持ちが、感じられました。

2016/02/22

面白かった！ちょうど今の私の年齢の時の2人の気持ちや考えを綴ったもので、なんだか色々共感やら、自分に置き換えて読んでしまった。OLをされてるからか、大久保さんの話がすっと入ってくる感じがした。
光浦さんだけじゃなく、大久保さんも今やテレビの方。その方の10年前と思うと、今はどう思ってるのか、また興味が…。2016/2/21完読

2016/01/17

16/01/17
にやっとなんだそれと笑えてばかりの一冊でした。おもしろいおもしろい。光浦さんの文章巧いよね、大久保さんも巧い。さすが高学歴芸人です。
ふたりの歪んだ友情すてきです！
“とりあえず、まだ、あなたのメガネに映っていたい。”ていう大久保さん！すてきです！光浦さん愛されてるなあ。でもほんとふたりとも素直じゃないんだから。

2018/12/16

再読。タイトルからしてよくできてる。この友情はたしかに「不器用」でもなく、「醜い」でもない。この本にこれ以外のタイトルは考えられません。
光浦（呼捨御免）の文章もうまいなと思うけど、大久保のひとひねりがきいてる文章もなかなか。お二人とも、さりげない書き方だけど、かなり練り込んでるように思われます。事実をだらだら書くと、下手なブログのようになってしまいがちな内容を、ここまで作り上げてることに、「おぬし、なかなかやるな」と思いました。再読なので★ひとつ減ってしまっただけ。

2014/08/05

とっても共感できます！
光浦さんと大久保さんの往復書簡です
お二人とも文章がお上手、飽きませんでした

何となく光浦靖子さんがあまり好きではないので、大久保さんの文章の方が良いかな、頑張って！って応援したくなります

2014/02/28

図書館で発見して「こんなのあるんだ！」と喜んで借りた。
オアシズの２人の往復書簡という形で成り立っている本。
２人とも文章力があって読みやすかった。

2013/07/21

まだ光浦さんの方が露出が多く
大久保さんはOLと兼業していた頃のオアシズの往復書簡。
幼馴染であり仕事のパートナーである２人の腐れ縁加減が絶妙。
女芸人・三十路独身女の悲哀もくすりと笑える。

光浦さんの名言
「女芸人は、股を開けば開くほど、笑いがとれなくなる」は秀逸。
ここ数年で女芸人も多様化してきたように思うので
光浦さんにも素敵な恋愛をしてもらいたいという思いもあるけど、
やっぱり卑屈なモテないキャラを貫いてほしいかなぁ。

2013/06/03

知的であり痴的、
おもしろくて、ちょっとエッチで、
正直で、ちょっとひねくれていて、
女友達にしたら厄介そうで、
でも楽しそうな二人の往復書簡。

ときどき、ぷっと吹き出しながらも、
実は二人の「安心できる関係」に
好感をもって、ほんのり、しんみりしたりして。

不細工な友情。
タイトルもピッタリな楽しい一冊。