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政治の品位 の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2010/06/07

政治家の品位が問われている今、推薦を受け読破。「政治家よ、言葉を響かせよ」は、大変勉強になる格言にあふれている。ただ残念なのは、政治の歴史が早稲田の歴史と書くのはいかがなものか・・・。著者が早稲田の教授だからしょうがないが・・・。

Posted byブクログ

2009/10/04

内田 満氏の『政治の品位』を読了した。 特に、母校・早稲田に対する思い入れと、高田早苗先輩に対する敬愛の情、更に政治学徒としての若々しい情熱を痛感させられた。 フランシス・ベーコンの随想録から『読書は充実した人間をつくる。議論は、当意即妙の人間をつくり、書くことは、きちんとし...

内田 満氏の『政治の品位』を読了した。 特に、母校・早稲田に対する思い入れと、高田早苗先輩に対する敬愛の情、更に政治学徒としての若々しい情熱を痛感させられた。 フランシス・ベーコンの随想録から『読書は充実した人間をつくる。議論は、当意即妙の人間をつくり、書くことは、きちんとした人間をつくる。』を引いて自らを『充実した当意即妙の』、『きちんとした』人間に近づけたかどうかという言葉は、重く感じた。 その指摘の中で、 明治23年の第一回総選挙(その選挙は、選挙人資格が国税15円 以上の男子納付者に限られていた。)の際の有権者数全国第1位は、 兵庫県であり、2万2千人であった。ちなみに、東京は、5千7百人 で全国府県中36位であった。 また人口で言うと、その時の兵庫県の人口は152万人で東京府と 同じ。 その結果、総定数が300で、兵庫と東京に割り当てられた定数は、同数12人であった。 その時、最大の割り当ては、新潟県で13人であった。 それから、115年を経た現在、同じ小選挙区制で定数300、東京が25、兵庫が12、新潟は6議席と変わっている。 その変遷をどう見るか。 特に兵庫県勢から見て、いかにこの数字の変遷を見るか? 兵庫県会では改選後の新しい議員での議会が、開会し、正副議長が選ばれた。 緊迫した情勢もあったけれども、兵庫県勢を進展させるために、県議会も、真剣に取り組むべきだ。

Posted byブクログ