知られざる素顔の中国皇帝 の商品レビュー
手軽に中国皇帝について分かる。 個人的には秦の始皇帝と劉邦が根幹である気がする。 皇帝自体が変えられない上司と考えると処世術の勉強になるかもしれない。
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[ 内容 ] 中国史上、皇帝の座にあった者は軽く百を超えるが、名君と言われるのは、ほんとのわずかである。 …では、その条件とは?美名と悪名、栄華と滅亡、成功と失敗の分かれ道はどこにあるのだろうか? 中国史上を彩る皇帝たちの施策と思索を通じ、野心と欲望の先にあるモノに迫っていく。 皇帝も人の子である。 人間の抱える問題は現代と大差ない。 「趙匡胤が相手なら、お酒が飲めれば万事うまくいく?」「漢の武帝が上司だと最悪?」「唐の玄宗がトップなら、晩年には逃げ出すべき?」。 本書では最新の研究成果に基づき、身近な視点から皇帝たちの素顔を覗いていく。 気鋭の新進小説家による皇帝伝、ここに登場。 [ 目次 ] 第1章 創業の英雄(秦・始皇帝 〓(えい)政―ファースト・エンペラー 前漢・高祖 劉邦―偉大なる凡人 ほか) 第2章 血塗られた玉座(唐・玄宗 李隆基―失意の英雄;唐・太宗 李世民―「名君」をめざしつづけた覇者 ほか) 第3章 見果てぬ夢(新・王莽―現実の見えない改革者;武周・則天武后 武照―最初で最後の女帝 ほか) 第4章 天涯をめざして(前漢・武帝 劉徹―暴虐の征服王;元・成祖 クビライ―ユーラシアに君臨する大カアン ほか) 第5章 愛すべき皇帝たち(前秦・世祖 苻堅―性急な理想主義者;北魏・孝文帝 拓跋宏―南に憧れた皇帝 ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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怪しい話は排除してあるし、簡潔に纏められている。 中国史に興味ある人であれば楽しめるでしょう。 簡潔すぎて物足りない一面もあるが新書なのでしかたないだろう。
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