100文字でわかる世界の宗教 の商品レビュー
宗教全般を広く浅く網羅的に取り上げた本。辞書的な使い方がいいのかもしれないが、浅すぎてやや誤解を招く表記もあり、少し注意が必要。類書にはない項目も多いため、俯瞰的に見るのに役に立つ。改めて、人間の歴史は宗教の歴史でもあると実感させられた。
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・仏教に関する本を読むたびに、特定の宗派を個別に学ぶのではなく、先ずは、全体を俯瞰し、大づかみにすることが大切だと感じます。 当然のことながら、仏教だけを知るのではなく、元になったバラモン教、枝分かれしたジャイナ教とヒンドゥー教、更に、上座部と大衆部の決別、そこからの伝来につ...
・仏教に関する本を読むたびに、特定の宗派を個別に学ぶのではなく、先ずは、全体を俯瞰し、大づかみにすることが大切だと感じます。 当然のことながら、仏教だけを知るのではなく、元になったバラモン教、枝分かれしたジャイナ教とヒンドゥー教、更に、上座部と大衆部の決別、そこからの伝来について、キリスト教やイスラム教とも比較しながら、学びたいと思います。 当然のことながら、仏教についての解説は、あっさりした感じです。おそらく他の宗教についても同様でしょうが、世界を少しでも平和の方へ動かすためには、相手のことを少しでも理解しようとすることが大切なのだと思います(^▽^)/ 手に入れた時は「仏教のところだけ読めばいいや」と軽い気持ちでだったのですが、取り上げているそれぞれの宗教のポイントや解説が適切なので分かりやすく、とても読みやすかったので、あっという間に読了することができました。 もちろん内容が深いとは言えませんが、世界の宗教が体系的に網羅されており、お釈迦さまが仏教を説く前に、どのような宗教があったのか、という歴史や地域との関係も書かれているので、後から手に入れた宮本啓一さんの『ブッダが考えたこと(仏教のはじまりを読む)』を紐解く際に地図のような役割を果たしてくれました。 仏教のことを考える時、お釈迦さま以前のことは、あまり気にしていなかったのですが、お釈迦さまも、当然のことながら、紀元前13世紀ごろに誕生したという、古代インドの宗教である、バラモン教の影響を少なからず受けているはずですよね。どうなのかな?
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ざっくりしているけれど、以外と分かりやすくまとめられている。 名前だけ聞いたことのあるカバラやグノーシスといった事も記載されていて面白い。
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(推薦者コメント) 世界の色々な宗教を100文字で説明。宗教についてざっくりとでもいいから知りたいという人へ。
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ざっくりとした本。 情報量は多くは無い。 ただし、本書に出てくる宗教についての話は知らないことも多かった。 特にイスラム、ヒンドゥーあたりは全然知らない。 さくっと読めるのでそのへんの入門書としてストレス無く読めるのは面白い。 世界を知るには宗教は大事な要素なので本書の内容は...
ざっくりとした本。 情報量は多くは無い。 ただし、本書に出てくる宗教についての話は知らないことも多かった。 特にイスラム、ヒンドゥーあたりは全然知らない。 さくっと読めるのでそのへんの入門書としてストレス無く読めるのは面白い。 世界を知るには宗教は大事な要素なので本書の内容はおさえておきたい。
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宗教地図の要約。 最近、こういった入門書が多い気がする・・・。趣味の読書ですね。 さておき、世界の主たる宗教のあれこれを100文字で要約した新書。見開きで1つのトピックを扱っているため、どこからでも途中からでもすんなりは入れる。 ただ、100文字という制約のため、著者のフィル...
宗教地図の要約。 最近、こういった入門書が多い気がする・・・。趣味の読書ですね。 さておき、世界の主たる宗教のあれこれを100文字で要約した新書。見開きで1つのトピックを扱っているため、どこからでも途中からでもすんなりは入れる。 ただ、100文字という制約のため、著者のフィルターを意識してしまう。 あくまでこれは概要で、興味を持てば参考文献なり類書なりに走ればよろし。 この100文字シリーズ結構便利。
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簡潔で分かりやすい「100文字でわかる」シリーズ。 宗教は、わかっているようで、その実、詳しいことは分かっておらず、頭の中でごっちゃになっているため、頭の中を整理しようと読んでみました。 100文字でコンパクトにまとめられていますが、雑学的事項も載っており、知らなかったこともた...
簡潔で分かりやすい「100文字でわかる」シリーズ。 宗教は、わかっているようで、その実、詳しいことは分かっておらず、頭の中でごっちゃになっているため、頭の中を整理しようと読んでみました。 100文字でコンパクトにまとめられていますが、雑学的事項も載っており、知らなかったこともたくさんありました。 語り口調もなかなかおもしろく、難しさへの抵抗感なく読み終えられました。 たとえば、東方正教会とカトリックとは、どちらが本家というわけでもなく、同格で、JR東日本と西日本みたいなものだと表現されている点など。 基本的中身に違いはないけれど、完全分裂から千年も経ち、社風はすっかり変わったとのことです。 また、イエスの出産後、マリアはヨセフとの間に4人の男子と2人の女子をもうけましたが、カトリックはそれを認めず、彼らをイエスのイトコと主張しているとか。 イスラムの一夫多妻制は、女性差別ではなく、そもそもは戦争で未亡人が多く生まれたため、彼女やその子を飢え死にさせないためにできた制度だそうです。 ハーレムのようなイメージを持っていましたが、全く見方が変わりますね。 あとは、三蔵法師とは三蔵(経+律+論)に詳しい人、訳した人への尊称で、大勢いるため、「西遊記」の三蔵法師は、正しくは玄奘三蔵と呼ぶべきだそうです。 ほかにも、ヨーガは、バラモン教の僧が解脱を目指して行った苦行がルーツで、美しさへの現世的欲は解脱からほど遠いものだ、など書かれており、最後まで楽しく読めました。
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「100文字きっちり」なんかは句読点でどうとでもなるのでそう売り文句にすることないのではと思うのですが…(笑) 右ページに宗教の特徴を100文字で解説。左ページには小ネタ(?)みたいなのが載ってます。 簡単で分かりやすいのでスイスイ読めます。まさに入門編。 でも高野山の場所を奈良...
「100文字きっちり」なんかは句読点でどうとでもなるのでそう売り文句にすることないのではと思うのですが…(笑) 右ページに宗教の特徴を100文字で解説。左ページには小ネタ(?)みたいなのが載ってます。 簡単で分かりやすいのでスイスイ読めます。まさに入門編。 でも高野山の場所を奈良と表記していたのを見つけてしまったので、ちょっと信憑性に陰りが…(笑) とはいうものの、各宗教の特徴を一読で把握できるようにしてあるのはすばらしいと思います。
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簡潔で良書。そして安い!! 素晴らしいコスパの本。 世界5大宗教とその他宗教についての解説書。 宗教に関して知識ゼロに近い私が、モチベーション落ちずに最後まで読めた本☆ 原理主義や、各宗教の預言者・聖典・礼拝堂・戒律などの説明もある。 そして、宗教争い→戦争の発端につ...
簡潔で良書。そして安い!! 素晴らしいコスパの本。 世界5大宗教とその他宗教についての解説書。 宗教に関して知識ゼロに近い私が、モチベーション落ちずに最後まで読めた本☆ 原理主義や、各宗教の預言者・聖典・礼拝堂・戒律などの説明もある。 そして、宗教争い→戦争の発端についても。 無宗教者が多数を締める日本国民の私が世界のニュースとか見てて感覚的に掴み難い事件や、民族特有の感覚の部分が、この本で得た宗教の知識で大分スッキリした。 読みやすくて分かりやすい、素晴らしい宗教学入門書だと思います。 個人メモ 私的に、原理主義って言葉に反応。読めば自分の性格と相性が良さそうだと知る。しかし、とても危険な集団であるとも知る。。。 原理主義者らの特徴とは。 ・自分が信仰する聖典・聖書の内容を一字一句間違いなく真実だとしている。 ・故に、進化論・科学主義を受け入れない等がある。 ・ファンダメンタリズム→原点回帰を目指している。 ここまでは、かなり好みのラインだった。。。でも、 イスラム原理主義の過激派組織はアルカイーダであり、指導者はビンラディン=911テロの首謀者だが、かつては米国の援助を受けており、ブッシュ一族と関係があったとか。そして、キリスト教原理主義者(福音派右派)は共和党の支持母体で、ブッシュは彼ら好みの政策(妊娠中絶・同性愛を認めない等)をうちだすことが多く積極的だった。 原理主義の過激派がやってる事は史上最悪に大嫌いなのに、この派の最初に述べた個性は私に似てて好感を持つ程。。。 この本では、この二つの宗教の原理主義の共通点については何も書いてなかったから、深く掘り下げたくなった。けど、ちょっと危ない香りがするので、ひとまず「神道」へ向かおうと思った次第。 「神道」とは 日本民族に古代から伝わる多神教の宗教。自然崇拝や祖先の霊を祭ることが信仰の中心。日本には古来、八百万の神がいるとされる。山や海、雷や嵐などの自然神が多く、権力者・英雄が死後、神になっているのもある。神典は「古事記」「日本書紀」「延喜式」など。 明確な教義を持たないのも特徴。
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かなり面白かった、というか読みやすいしわかりやすい。 あんまり疲れない入門的な物が読みたい、と思って選んだけど、正解でした。
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