飯綱颪 の商品レビュー
時代小説。人物の描写がとても良い。 物語がどうなるか、というか、一人ひとりの行く末が気になって読んでしまう。 人間同士の繋がり、息を呑むような決闘、あらゆる場面が魅力的。 山さん、どうなるかと思ったけれど。ラストも良かったです。
Posted by
http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2007/05/post_feaf.html
Posted by
2006/12入手。2007/1読了。 仁木先生の二作目。一作目のファンタジー中華小説とは一線を画して、こんどは真っ当な時代小説です。真っ当という割には、異能ものなんだけど。 前作を読んだときにも感じたんだけれど、この作者は日常の風俗を描くのが巧みです。生活を丁寧に、生き生きと描...
2006/12入手。2007/1読了。 仁木先生の二作目。一作目のファンタジー中華小説とは一線を画して、こんどは真っ当な時代小説です。真っ当という割には、異能ものなんだけど。 前作を読んだときにも感じたんだけれど、この作者は日常の風俗を描くのが巧みです。生活を丁寧に、生き生きと描けていて、突っかかるところが無いから、物語に没入できるし、楽しい。このあたりは、作者さんの目論見通りになってると思う。 正直なところ、異能格闘という点では見所はあまり無かったりする。目立っていたのが、本来主役であるはずの山さんではなく、藤村先生であったり、甚六と三兄弟の楽しげな旅道中であったり。面白いからいいんですけどね。 次回時代物は、ぜひ、『樅の木は残った』みたいな大作を書いていただきたい。
Posted by
- 1