Gマーク大全 の商品レビュー
目次:発刊にあたって、1 100のデザイン,100の物語、2 証言―グッドデザインの半世紀、3 Gマーク制度・主要文献集成、4 Gマーク制度年表、グッドデザイン賞審査基準
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大型本になるので、家に置いておいても取り出すのも難儀になりそうな本ですが、多くのグッドデザイン受賞製品を一気に眺められるのは楽しいものです。 写真も綺麗ですが、製品ごとに添えられた解説の文章が読み応えがあります。佐藤卓、川崎和男、奥山清行など、第一線のデザイナーが寄稿しています...
大型本になるので、家に置いておいても取り出すのも難儀になりそうな本ですが、多くのグッドデザイン受賞製品を一気に眺められるのは楽しいものです。 写真も綺麗ですが、製品ごとに添えられた解説の文章が読み応えがあります。佐藤卓、川崎和男、奥山清行など、第一線のデザイナーが寄稿しています。 個人的に印象に残っている解説文は、 うろ覚えになりますが、 「東芝の家庭用炊飯器」の、製品発表当時の女性の社会進出の動きとデザインのはなし。 「TOYOTAのプリウス」 デザイナーが夢見た未来のクルマ、デザインが社会に影響を与えていくという奥山清行氏のはなし。 「ヤマハのサイレントバイオリン」 今までになかったモノが生まれるときの、デザインの役割のはなし。 などです。 また、対談・講演なども多くのせられており、そちらも感じいるものがおおいです。 グッドデザイン賞というものがなぜ、「ベストデザインではなくグッドデザインなのか」という行がとくに印象的です。 お台場のガンダムやAKBがグッドデザインを受賞して論議が起きたときに読んだので、余計に面白く読めた記憶があります。
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